2017年11月29日
病院での医師からの処方箋を元に医薬品を調剤するのがメインの職場では、毎日患者さんとのやり取りをするのが日常です。処方箋に基づいての調合と共に大事なことは、患者さんへの医薬品の説明であり、職場環境としても直接患者さんとのやり取りにやりがいを感じることができます。
調剤薬局への転職をするのであれば覚えておきたいのは、職場により職場環境がかなり違うことです。人数の規模的なことも関わるので、調剤や患者への対応のみではなく事務作業のレセプト入力をすることもあります。
休日に関しては週末完全2日制が多いわけではなく、基本的に処方箋が必要なので、近隣の休日に合わせることが多いです。そのため土曜日でも出勤の職場もありますし、平日の午後に休日があるなど、職場により休みも違います。
メインの仕事は処方箋に基づいての医薬品調合なので、病院で働くよりも残業は少ないです。在宅への対応もする勤務場所もありますので、在宅業務があるかどうかでも、仕事として患者との関わりの深さも違います。
調剤薬局への転職を行うことは、外来患者が毎日訪れる場所でもあるので、服用指導の経験値はアップします。昔のように病院で検査や治療をしたら、その病院で医薬品を受け取ることは少なくなり、処方箋を近隣の調剤を専門とする薬局で受け取るというケースがほとんどです。
病院では医師が処方箋を出しますが、基本的に多忙ですから患者への、処方箋の細かい説明をすることはほぼありません。忙しい医師のことがわかるので、患者側としても処方薬に関して、医師には詳しくは聞きにくい面があります。
そんな患者たちが揃って処方箋を持ってやってくるので、詳しく医薬品説明をしたり、生活での改善ポイントや食事のことまで、丁寧な服用指導がで着る職場です。
薬剤師の転職先として調剤薬局を選ぶことで良い点として、規則的な勤務が可能ということです。周りにはクリニックや病院があって、それらの病院に仕事時間は合わせています。
開業医がいるような病院であれば、勤務時間としては8時30分から19時くらいが一般的です。周りにある病院に合わせるということは、美容系のクリニックでもない限りは、日本の赤い日である祝日にも、休日は合わせることになります。
ゴールデンウイークが休みであるとか、お正月やお盆も病院が休みになれば、同様に薬局も休みです。ドラッグストア勤務などと比べてみても、比較的長い休みを取りやすい勤務場所ですから、休み重視の人にも向いています。