森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年10月26日

様々な視点から見る、現在の状況とは

現場で働いている人ならば、薬剤師の人手不足が現状続いている状況なのは知っているはずです。しかし例えば業界全体だったり、職場や地方の事情をよく知っている方は少ないです。職を変える際に知っていれば、自分が希望する職場と出会える可能性がより高くなります。

業界全体は今はどのような状態なのか

実は2012年には、6年制を卒業した方が就職を始めたので余り始めるのではと不安が全体に広がっていました。しかし現実として余るどころかより人手が不足する状況が継続中です。ですので働く側が有利な条件で働きやすいといわれる、売り手市場になっています。

どの分野の職場でも以前よりも転職しやすい状況ですが、勤務先が何処だったとしても簡単に内定を貰える訳ではありません。例えば正社員の求人数は、1番多いのが調剤薬局で次に病院です。しかし求人数が多ければ、内定を貰いやすい訳ではありません。

職を変えやすい順番として、1番高いのがドラッグストアで最下位が企業といわれています。

それぞれの職場はどんな状況なのか

ドラッグストアに転職しやすい理由として、圧倒的に人手が不足しているからです。ドラックストアの特徴として案件数が少なくとも、1つの案件に複数の人数を募集している事が多いです。他と比べてその人数がかなり多いので、最も職を変えやすいといわれています。

次に病院です。対して病院は求人数が多くとも、その条件が難しいので薬剤師の資格を活かせる中では職を変えにくいです。例えば、中高年で病院未経験ならばかなり困難になります。更に職を変えるならば病院と就職先としての人気が高い職場です。

ですが病院も人手不足の影響を受けつつあり、中途採用を増やしている傾向にあります。企業の場合、事情が会社によって大きく違います。ですが求人の数が少なく、内定を貰える為に必要なハードルが最も高い職場です。

地方と都会で食を変えやすさの差はあるのか

業界全体としては人手が不足していますが、地域によって差があります。東京や大阪等の都会や近い地域ならば、人数も多いです。人を集めるのに高い時給やメリットもないので、全体に比べて低く抑えられている特徴もあります。

当然人数も足りているので、選り好みできる状況ではないです。地方の場合、逆にかなり深刻な人手不足です。その為地方であればある程、人を集める為に賞与も時給も高騰しています。例えば北海道のある求人ならば、パートで時給5000円です。

ならば圧倒的に有利かといえばそうではなく、地方の勤務先の中にはアクセスの悪い所もあります。アクセスの悪さを埋めるようにかなりの好条件を出しているので、自分が何を優先しているのかを把握して選ぶ必要があります。

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