森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年10月21日

ボーナス支給後や求人の増える次期を狙って行動を

長い人生の中での重要な決断の一つが、仕事を変わる時期と職場探しであり、医薬品の国家ライセンスを持つ人の職場探しも真剣そのものです。職場を変えるのであれば無計画に行動をするよりも、良い時期を見計らってアクションを起こすのが賢いやり方になります。

年明けから桜の花が咲き誇る3月までは狙い時

薬剤師転職のラッキータイミングの一つは、年明けから桜の咲き誇る時期であり、1月から3月は求人が多くなるためです。年間を通して求人情報はありますが、ダントツで求人数が一気にあふれかえるのは、年明けから3月までの時期ですから、職場探しの選択肢は増えます。

日本の就職の流れを見ても新卒の4月入社は昔からの王道ですが、中途雇用も4月に合わせたい企業の希望があるので、4月に入社できるように1月から3月の求人をどっと増加させるためです。年間を通しての求人数の多さでいえば、10月入社に狙いを定めて求人探しをすることもできますが、求人数での比較をするとやはり年明けから3月の方が圧倒的に求人数は多くなります。

7月以降と1月以降のボーナスをもらった後に行動

薬剤師としての転職タイミングで良い時期は、ボーナス支給後です。年間でボーナスの支給があるのは夏と冬の2回のチャンスであり、ボーナスまでもらって次の職場に移ります。

実際に行動に移す月としては夏のボーナス後なら7月以降、冬のボーナス後ならば1月以降ということになるので、計画性を持っての行動です。勤務している企業の就業規則を必ず確認をして、ボーナスの支給を受ける条件を満たしているかどうかチェックをしておきます。

波風を立てることなく退職ができるように、ボーナス支給後に退職がスムーズにできるよう、職場の上司にも相談をすること、交渉をするのは大事なことです。それぞれの職場の環境によっては、すぐに退職が難しいことがあるので、退職までのスケジュールには余裕をもって、上司や周囲に良い印象を与えておきます。

できるだけブランクを空けないようにするのも大事

薬剤師の転職で成功するためにも、タイミングとして頭に置いておきたいのでは、できるだけブランクを空けないことです。せっかく良い職場の求人を見つけても、あまりにもブランクが空いてしまうと、若干不利になることがあるので、ブランクは開けずに次の職場佐橋をします。

女性の場合は育児や出産などのブランクであれば、面接時にも企業側として納得がいくとしても、そうではない場合人事では、心や体調を崩しての求職という疑念が浮かびやすいからです。ブランクが空くほど求人情報に本人がハングリーになりすぎて、内定を焦って即決することがあるので、条件にあっていない職場の内定で再就職をすることがあります。

アーカイブ