森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年10月20日

新たな薬の開発現場への調剤師の転身

新たな薬の開発に関わる現場に転身を図る薬事のスタッフは、各所で増加してきていると考えられています。仕事の経験を活かしながら、新薬の開発に貢献できる可能性が高いため、こうした移動の在り方が形成されています。

薬局などの現場からの転身の増加

新薬開発の現場に転職を果たす薬剤師は、それまで薬局やドラッグストアなどの現場の最前線で仕事をしてきた人がほとんどであるとされています。普段の調剤や投薬の仕事を長く経験し、そのキャリアを新楽の開発に役立ててみたいと考える人が、着実に増加しつつあるのではないかと推測されています。

転身前までの仕事の経験を、比較的すぐに活かせる点がメリットであると捉えられていることから、こうした転身のルートが最も多くの確認されているとみられています。

薬事の仕事をしてきた人材が、新しい薬の開発や研究をすることで、違った角度から貢献するという動きは評価されていくと考えられています。

柔軟に仕事のできる人材による転身

新たな薬を開発するにあたっては、柔軟に仕事の進められる薬剤師が求められる流れが一般的であると認識されています。突発的な出来事に冷静に対処しながら、最善の結果を出せるスタッフが、新薬開発の現場へと転職していくことが多いため、特筆するべき点として扱われています。

日頃から冷静でかつ丁寧に仕事をしてきた人は、新たな薬の開発現場にマッチしているのではないでしょうか。転身する人材の選考や採用に向けた準備の段階でも、柔軟な仕事のできるかどうかや、冷静さがあるかを判断する職場が多く見受けられています。

このようなパーソナリティーも、新薬の開発では必要不可欠なものとして挙げられるでしょう。

製薬メーカーの新薬関連の部署からの採用

製薬メーカーが、新薬の開発やそれに付随する研究を専門的に展開する部署を作っている場合が多く見受けられています。そのようなチームや部署で薬剤師が採用される形式が昨今は主流となっており、調剤師が製薬メーカーに転身を図るスタイルが定着しつつあります。

大手の製薬会社では、特に新薬の開発に多くの人員を投入し、中途の人材の雇用にも熱心な傾向にあると考えられています。そのため、新たな薬を作りたいと転身を考えるスタッフは、規模の大きな製薬会社から採用されていくケースが目立っています。

長期的に勤務が可能となることに加えて、新薬の開発に深く携わることのできる点も魅力となるのではないでしょうか。

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