2017年10月06日
製薬会社の場合についても、ドラッグストア同様に最大の魅力としては高額給与となります。そして、新卒初任給を含めた年収の相場については400〜800万円となっています。しかも、30代サラリーマンとしては破格の1000万円プレイヤーもいくつか在籍しています。つまり、薬剤師資格保持者にとっては、最も実入りがいい職場となります。
MRは医薬情報担当者とも呼ばれており、その仕事内容に関しては一言で言うと営業職となります。そして、製薬会社に所属し、自社開発による医薬品や新薬をPRしていくためそれぞれの病院を訪問します。なお、医療現場において医師や薬剤師より意見収集をしながら、自社に持ち帰り研究開発部門に対して伝達やセッションしていくのも重要な業務となります。
つまり、将来の新薬開発に貢献していくための情報収集を行いながら、企業にもたらす役目も持っています。そして、営業職となりますから、一般企業と同じく年収に関しては他の職種と比較して高めとなります。そして、30代においての年収平均がおよそ1000万円とされており、昨今においては女性MRも増加しています。
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CRAの日本語名については臨床開発モニターであり、新薬臨床試験のチェックを行っていく職務であり、巡回先には病院となります。そして、年収平均に関しては600万円ほどとなりますが、1200万円以上の高額を稼ぎ出しているケースもあり、これに関してはMRと同様の高給取りとなります。
そして、外資系による大手有名企業が求人を出しているケースもよくあり、転職を成功すれば安定性や高収入が一気に手に入るでしょう。とはいっても多忙さもまたMRと同等であり、デメリットもほとんど同じとなります。
また、全国に5〜6の担当病院を持っているため出張による頻度が高い上に、50時間程度による残業や休日出勤がデフォルトになっています。
CRCは治験コーディネーターと呼ばれている職種であり、病院や被験者、製薬メーカーの仲立ちをしているコーディネイト役となります。また、被験者に対する治験内容説明を行っていく役でもあり、仕事内容的については看護師にも似ており、薬剤師である以上に、看護師経験がある転職者がよくある特色があるのも、うなずけるでしょう。
そして、メリットは残業については、およそ月20時間程度までであり、休日出勤はめったにないでしょう。しかも、出張はほとんどゼロであり、主な仕事は事務作業となります。つまり、比較的土日休みがしっかり取れている上に、育児短時間勤務制について導入している会社も存在しています。
このようにして、主婦層にとって働きやすい環境を整備している印象があるのがCRCとなります。