森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年09月19日

薬学の知識は医療業界以外でも活かせる

薬剤師資格を持ってIT業界入りするのも、悪い選択肢ではなさそうです。IT業界は、多種多様なスキルを持った人を必要としているからです。スキルを活かした仕事先がいくつか見つけられますから、具体的にどういったものがあるのが確認しておきましょう。

薬学系のネットライターになるのもあり

ITの世界には、色々な仕事があります。ウェブサイト構築時には、文章を書いてくれる人の需要も高まります。何か専門的な知識があれば、ライターとしても生き残りやすくなります。薬学系の知識があると、薬に関する文章は大抵書いていけるはずです。

他のライターにはできないことまでできるので、この道もありですよね。薬剤師資格があれば、監修という作業を担当することもできます。他のライターが書いた薬学系の記事に間違いがないかチェックする仕事で、これなら自分は文章を書く必要もなくなって最高です。

楽して稼げる可能性もありますから、IT関連の企業に転職するのもまったく悪くはありませんね。

医療業界のIT化を促進する会社に勤めるのもあり

医療業界も、どんどんIT化が進んでいます。そのお手伝いをする会社に勤めるというのも、一つの選択肢になるでしょう。まったく医療業界についての知識がない人が業界のIT化を提案しても、現場の人たちにはあまり刺さらないことが多いですね。

実際に業界で働いた経験のある人なら、より説得力のある提案もできるようになるはずです。業界の問題がどこにあるのか、働きやすいIT化とはどういったものなのかは、その業界にいた人にしか分からないケースも多いです。

以前に医療業界で何年か働いていた経験があるという人たちなら、IT化を促進する会社ででも大活躍していけるはずです。業界経験をアピールすると、転職も楽にできるでしょう。

医薬品のネット販売業者で働ける可能性もある

医薬品のネット販売は、まだ完全には解禁がされていません。今後、法律が改正されてネットでも医薬品を売ることができるようになると、薬剤師の活躍シーンは爆発的に増えることでしょう。

ネット販売業者に転職をして、そこでアドバイザーとして活躍することもできます。一応、こうした業者はIT関連企業と呼んで差し支えはないはずです。薬局やドラッグストアでの仕事と変わらないことを、ネットを介してできるようになる可能性が出てきました。

まだ法律の前面改正にはいくつかのハードルがありますが、それらがクリアされたときには、多くの人がITの世界へ旅立っていくことでしょう。店舗での販売とはまた違った魅力があるので、これも面白いはずです。

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