森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年09月05日

資格が活かせる仕事と製薬に関わる仕事

資格を持っている人は、調剤薬局か病院などでの勤務になります。それ以外で仕事をするケースとして、MRや製薬会社での開発などがあります。薬とは関係がなくなりますが、食品会社などでも活躍できます。弁理士を取れば、製薬関係の特許の仕事ができます。

資格を要しない仕事としてMRや開発職

せっかく6年制の大学に行って薬剤師の資格を取ったとき、この資格でしかできない仕事をしようとするかもしれません。となると、調剤薬局か病院などに仕事は限られてしまいます。その他アルバイト的に行うドラッグストアでの業務になるでしょう。

自分が持っている技術を生かせる異業種の転職先はあるかですが、MRであったり製薬会社の開発職があります。MRは、医師などに薬の提案をする営業的な仕事になります。

製薬会社の開発は、製薬の開発を行います。どちらも薬には関係するものの、資格は必要ありません。それだけに、いろいろな人が働いています。資格を持っているメリットもあるので、今までとは違う仕事が行えるかもしれません。

食品メーカーなどで食品の開発をする

多くの食品メーカーが新しい食品を行っています。冷凍食品や飲料、調味料を製造しているところもあります。これらの会社の中には健康食品を開発している会社があります。ビールや日本酒を製造している会社などが知られています。

お酒は発酵の過程などがあるため、この時にいろいろな栄養成分が生まれるようです。それを研究してし品化しています。薬剤師が異業種に転職をするケースとして、食品メーカーなどで研究を行うことが挙げられます。

健康食品は薬ではないので、もちろん資格はいりません。でも、研究開発をするにあたって、薬の知識を必要とされる場合があるでしょう。食品同士を組み合わせて新しい食品を生み出すこともできます。

製薬に関する特許関係の仕事を行う

製薬会社では、新たに薬を開発した時にはそれに関する特許を取ります。開発する前にも、同じような技術がないかの調査を行い、あれば行わないこともあれば、技術を購入したり、使用料を払って研究をすることもあります。

後で知らなかったは通用しません。無駄な開発をしないためにも、特許の知識は必要になります。薬剤師が異業種の転職をするときに持っておくと良い知識として、特許関係を取得して製薬会社等で働くことがあります。

特許の知識を得るには、弁理士と呼ばれる資格が必要になります。かなり難しい資格になりますが、意外にもダブルライセンスで持っている人は多いとされています。製薬以外の分野でも活躍できます。

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