森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年08月29日

育児が一段落ついて仕事復帰を検討中なら

出産を機に薬剤師の仕事を辞める方も多いですが、子育てが落ち着きますと、復職を考えることも多々見られます。数年から10年以上のブランクがあることも珍しくありませんが、その場合はどうやって転職をすれば良いか、幾つかのヒントをご案内します。

離職期間が長くても応募できる求人は案外ある

子育てが一段落して仕事復帰を検討している場合でも、離職期間が長い状況では、薬剤師として雇ってもらえるか不安になるかも知れません。しかしながら、ブランクOKの求人が数々出ているため、応募先は案外探しやすくなっています。

ですから空白期間がありましても、思ったほど大きなネックにはなりません。ただし仕事を長期間離れておりますと、その間に制度が変わったり新薬が登場するなど、かつて勤めていた頃とは状況が変化していますから、それらのことを働きながら覚えていく必要はあります。

そこで、その点に不安がおありなら、研修制度が充実している職場へ応募するのが良案です。離職中の新しい情報を研修で埋められるチャンスがあるなど、仕事に戻りやすくなっています。

応募先の規模や雇用形態も考慮しよう

研修制度がない職場へ応募するなら、その規模や従業員の数をチェックするのも有効です。規模が小さかったり、人員が少ない職場では1人で任される傾向がありますので、そのことも視野に入れて応募先を探しましょう。一方、子育てが落ち着いたという場合でも、まだまだ育児に手が掛かる状況なら、正社員よりパートの求人を選ぶのも上策です。

パートなら子供が学校に通っている午前中だけ勤めたり、1週間のうち数日だけ勤務するなど、プライベートに軸足を置いた働き方ができます。さらにパートでありますと、正社員ほど大きな責任を課されることが少ないため、空白期間あけの転職にピッタリとなっています。

パート雇用のメリットと応募先の探し方

パートとして働いていきますと、徐々に仕事に慣れてきます。ですので、いずれは正社員となってフルタイムで働きたい場合でも、空白期間が長い時は、パートが良いワンクッションになってくれます。そのほか、パートでは勤務時間が決まっていますから、残業が少ないのも魅力ですが、基本的に正社員と違って異動を申し渡されることがないため、転勤などを考慮しなくて済む点も外せないメリットです。

そして、土日や祝日も働いても構わないという場合は、採用に向けたアピールポイントになりますので、面接では忘れずに告げておきましょう。一方、応募先を探す時は、薬剤師専門の転職情報サイトを活用すると便利です。

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