森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年07月21日

自分が思い描く職に就くには行動と努力が必要

自分が頭に描いているような仕事に就けたという人は、やはりどこかで人知れず努力をして、行動を起こしているものです。たとえば薬を扱う仕事でも、多くの人が行くような調剤薬局ではなく、さらなる知識を求めて別の職場を目指すこともいいのではないでしょうか。

資格を取得してしまえば希望の職場に入りやすい

薬を扱う仕事で一番身近な存在なのは病院やクリニックの調剤薬局で働く薬剤師さんでしょう。病気や怪我をしたとき医師に薬を処方してもらい、その処方箋に基づいて薬を調剤するのがその主な仕事です。この仕事に就くには国家試験にパスして資格を取らなければならず、その国家試験も定められた大学、学部に入って六年間在籍し、そこで行われる試験に合格しなければ国家試験の受験資格は得られないという、本当に大変な道のりなのですね。

ですからこの資格を持った人は薬に関して幅広い知識を持っています。この資格を取得してしまえば働く場所はかなり多く、比較的に自分の希望に叶った職場に入ることができると言われています。

博士号を取得している薬のスペシャリストも多い

今、全国的にこうした薬剤師さんの人手不足が問題になっていて、就職や転職の際にはかなり有利だということもあり、とても人気の職業になっています。ただ、この薬のスペシャリストが働く現場というのは調剤薬局に限らず、たとえばドラックストアで働く人も多く、こちらもけっこう人気なのですね。

それから研究職に就いてさらなるステップアップを目指そうとする人も少なくありません。薬の研究と言えば、たとえば製薬会社で働くという道がありますが、ここはかなりの狭き門となり、なかなか難しいというのが現状です。

この職に就いている多くの人は博士号を取得しています。今、どの学部にも言えることなのですが、大学院へ進んで博士号を取る人が増えていますね。薬学部などでも同じく、博士号を持つ人も少なくないのです。

薬のスペシャリストの資格取得者はかなり有利

薬の開発や研究をする職場は何も製薬会社だけではないのですが、そういうところで薬剤師さんが働くにはかなりの努力が必要だという話をしてきました。当然ですが博士号を取得するくらいの薬に関しての幅広い知識も必要になります。

でも、絶対に不可能だというわけではないのですね。実際に薬のスペシャリストでこうした業務に就いている方もたくさんいるのですから。一つ言えることは、薬のスペシャリストの資格と博士号を持つ人はまだ少ないということです。

けっこうどちらかが欠けている場合が多いのですね。特に薬のスペシャリストの資格を取得しているだけでも就職や転職にはかなり有利だと言えます。

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