森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年07月18日

正社員でなく出向でお仕事を探すメリットとは

薬剤師として転職をしたい時には、正社員雇用で検討される事は多いです。しかし、何も正社員だけが唯一の選択肢ではありません。派遣という手段もあって、その方がかえって効率的にお仕事を見つけられる可能性もあります。

出向先から業務に関する指示が出る特長

派遣で働く場合は、いわゆる出向先から指示が出る事になります。まずは所定の会社にて登録手続きは踏む事になりますが、そこから様々なお仕事が紹介される訳です。基本的には、自分の希望条件に沿った薬局やドラッグストアなどの案件が紹介されます。

そして、仮にどこかの薬局で働く事になったとします。その場合、出向先から指示が出る訳です。登録した会社から指示は出ません。給料は登録した会社から支払われますが、業務命令などが薬局などから直接出るのが特徴的です。

そして紹介される出向先は、大手が目立ちます。中小規模の会社というより、全般的に規模が大きな薬局やお店などが紹介される事が多いです。

安定している大手のお店で働ける

ところで出向先が大手という点は、この働き方の大きなメリットの1つでもあります。そもそも転職活動をする際には、会社の安定性が重視される事も多いです。経営が不安定な薬局というより、むしろ安定している職場が望ましいというニーズも多いです。

また大手の会社でしたら、福利厚生も充実しています。なおかつ大手の会社でしたら、頑張れば大きな収入を稼げる可能性も秘めています。良い仕事ぶりを発揮できると、それが高く評価されて、給料が高まる事もあるからです。

すなわち、出向先は総じて待遇が充実している訳です。会社に安定性を求めているなら、正社員でなく派遣を選んでみるのも一法と言えます。

比較的採用されやすいメリットもある

それと正社員にこだわる方々でも、却ってこの働き方が良い事もあります。そもそも中途採用ですと、選考のハードルもやや高めになる事が多いです。頑張って自己PRをしても、なかなか採用されない事も珍しくありません。

ところが上記のように出向先で働くというスタイルですと、採用率も比較的高めな傾向があります。大手の企業は採用率も低めですが、比較的容易に採用される事が多いです。

それと、中には紹介予定という働き方もあります。しばらくの間は試用期間のように働く訳ですが、頑張りが認められた時には、正社員として正式採用される事例も多いです。ですから中途採用を目指すよりも、かえって出向して頑張ってみる方が効率的な事もあります。

アーカイブ