森下の万能薬剤師の転職リポート
2017年07月10日
どんな職業にも言えることなのですが、今の時代は職を変えることは別に珍しいことではありません。でも、いざそういうことになったとき、やらなければならないことはけっこうたくさんあります。ここではタイミングというものも重要になってくるのですね。
たとえば、薬剤師さんの転職というものがあります。こうした職場を変えるという行為にはそれなりの理由があるものです。たとえば、今現在勤めている職場での給料などの待遇面、自分の理想とかけ離れた仕事内容、精神的にも荷が重い人間関係、それから自己のステップアップという意味で職場を変えることなど、そこにはいろいろな事情あるのでしょう。
こうした事情は他のどんな仕事でも同じものがありますね。でも、ここで重要になってくるのが諸々の手続きというものです。職を変えるときにはこれは必ず必要になってきます。つい忘れてしまって後で大変面倒なことになるというケースも、実はかなり多いので充分に気を付けたいものですね。
転職を決めたら少なくても二か月前くらいには自分の直属の上司にその旨を話すことが大切ですね。と言うのも、薬剤師という職業は今全国的に人材不足が問題にされています。調剤薬局でもドラッグストアでも、ぜんぜん足りていません。
たとえば、地方や僻地となればこれは都会以上に薬のスペシャリストを求めていて、その獲得のために給料を高く設定したり、待遇もかなり良くしたり、いろんな手段を講じているのが現状です。それでも人材不足は解消されていません。
しかも、今の日本は高齢化社会に突入し、さまざまな福祉関連の施設も増えていますが、それと同時に薬のスペシャリストの存在も必要としています。こうした事情の中での退職となれば、引き留められることは必至でしょう。
そのためにも早めに退職の意志を伝えておくことが望ましいのですね。
やはり理想としては今勤めている職場の退職が確実に決定してから転職活動を行うというものですが、その期間はかなり短くなってしまいますね。せいぜいひと月くらいではないでしょうか。この間に自分が求める新しい職場を探し出し、入社を決めなくてはなりません。
こう書けば、多くの人は顔をしかめてしまうのではないでしょうか。今の時代は職を探すのが厳しい時代だと言われています。しかし、薬剤師はちょっと事情が違います。先にも述べたように、この職業は全国的に不足している状況です。
薬を扱う現場では、いつでも薬のスペシャリストの存在を必要としているのですね。比較的、理想にかなった職場を見つけることができるのではないでしょうか。
