森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年07月10日

花形と言われる仕事に就くために必要なスキルとは

薬のプロフェッショナルの存在は、確かに今とても必要とされている人材ですが、高齢化が進む中で、これからはますます求められる存在になります。彼ら、あるいは彼女らが働く職場というのも多岐にわたり、いわゆる花形と言われる職場もあります。

薬の研究開発者は言ってみれば花形的な存在

ものすごくあたりまえのことを言うようですが、薬というものは私たちが日々健康に暮らしていくためには必要不可欠なものであると同時に、その薬の開発者もなくてはならない存在になります。薬の開発というものは、さまざまな可能性を追求し、そこから新しいものを誕生させる、これが新薬誕生の過程です。

この薬を研究開発する会社は製薬会社ですが、ここで実際に薬を作っているのは研究者ですね。そのチームの中には薬剤師の資格を有した人も少なくありません。この資格を持った人たちの中では、実はこの職場は花形ともなっていて、ものすごく人気があるのですね。

新卒で運よく入る人もいますが、転職して仕事に携わる人もいます。

会社に莫大な利益をもたらす可能性が大きい研究業務

では、実際にこの製薬会社ではどのような仕事をしているのかという話です。ここでの部門は大きく二つに分けることができます。一つは研究部門と、もう一つが開発部門です。このうち研究業務というのは、やはり薬のプロフェッショナルにしてみれば誰でも就きたいと願う仕事なのですね。

ここで研究されることは、新薬をつくり出すための研究ですからそのために必要なものは、病気が治るメカニズムの解明から、創薬の研究、動物実験、そして薬を作るための技術研究などです。どうしてこの研究業務が花形かといえば、新薬を一つつくり出すために企業はたくさんの投資をして、気が遠くなるような時間をかけます。

ですから、その新薬を誕生させることができれば、会社に莫大な利益をもたらす可能性も大きいのですね。

製薬業界向けの転職エージェントで可能性を広げる

こうした製薬会社の研究部門に配属される研究者たちは、その多くは薬科系大学の修士課程以上の人となります。大手企業ともなるとさらに入ることが難しくなるでしょう。ですから、単純に薬剤師の資格を持っていれば誰でも就くことができるとは限らないのですね。

先にも述べたように、この研究職は会社にとっても重要なポジションとなります。ですからたとえば誰でも見ることができるような求人情報には載ることがなく、そのほとんどが非公開求人でしか募集をしていないのが現状です。

しかし、だからと言って薬剤師が就職できないというわけでもなく、メディカル業界や製薬業界の求人に強いエージェントを利用すれば、転職のチャンスもあります。

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