森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年07月02日

柔軟に仕事先が選べる薬のプロフェッショナル

確実に言えることは、私たちが生きて行く上で薬というものはものすごく重要なものであるということです。ですからそれを扱う専門職の仕事先は多くなるのは当然で、その就職先は、医療機関を始め、国家公務員、各研究機関、そして製薬会社などでも大いに求められているのが現状です。

薬を扱う現場では有資格者が足りていない

なにも病院やクリニックの調剤薬局だけが薬剤師が働く職場ではありません。ご承知の通り、薬を研究開発する現場やそれを扱うところでは、この資格を有したプロフェッショナルの存在が必要不可欠なのですね。それだけにこの資格取得者が働く現場というものも多くなり、加えて日本が現在抱えている高齢化社会という現状の中、このような薬を必要とするところはますます増える一方です。

まだまだ活躍できる職場が多くなっていくことが予想されます。しかし、問題は働く場所が増えていくことに対して、そこで実際の業務に携わる資格者の数が足りていないということなのです。

これはかなりの大問題になります。

薬のプロフェッショナルが企業に勤める場合

病院やクリニックの調剤薬局以外で薬のプロフェッショナルが働く現場をもう少し見てみますと、たとえば前述したような製薬会社などがありますね。こうした薬を研究開発する会社での薬剤師の仕事はやはり人気があり、ここに入るにはかなりのスキルがないと厳しいようです。

名の知れた大手ならなおさらのことでしょう。確かにまったく可能性がないというわけではありませんが、資格だけで入るのは難しいのは事実ですね。こうした製薬会社の他にも薬のプロフェッショナルの存在を必要としている企業はあります。

それは薬の卸の会社です。やはり薬を取り扱うためにはちゃんとした薬の知識を持った資格者が必要になります。

転職にも有利な薬のプロフェッショナル

薬剤師が企業で活躍しているところはまだまだあります。たとえば最近では治験コーディネーターというものも重要な存在になりまして、これは治験を行う施設でそのサポートをする仕事です。治験というのは新薬開発のために行うもので、あたりまえですが人体に安全であるということを前提としているため、そのサポートは確実でなければなりませんね。

やはりここでも薬に関して幅広い知識を持った資格者を必要としています。それから先にも触れましたが、薬の卸の会社で営業をするときにも、やっぱり薬の知識が必要になります。

薬を必要としている現場、病院を始め、診療所、調剤薬局、あるいはドラッグストアといったところに対して、医薬品を販売する営業マンです。これは他の業種の営業マンよりも収入面では大いに期待が持てます。

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