2017年06月04日
医薬品を調剤する仕事は、ドラッグストアや調剤薬局で求められています。それ以外にも病院などがあり、それぞれに求められている人材があります。ここでは職場別に求められる人材や、それを活かしたアピール方法を説明します。
高齢化社会に伴い病院では人手不足が続いていますが、調剤薬局ができた事で薬剤師の求人が少なくなっています。また病院ではお店のように薬品の知識だけでなく、注射や無菌調製そして感染対策など専門的な知識が必要です。
病院では常に最先端の医療の知識、そして高い技術が求められています。病院へ転職するときは専門性の高い知識や技術が大事で、自己PRとして入れておく事が大事になります。また病院ではチーム医療が推進されていますので、コミュニケーション力も必要不可欠と言えます。
医師や看護師との連携ができる人が必要とされており、それぞれの医療関係者に提案できる幅広い知識があるのも大事です。
薬品を扱う薬剤師の中で患者に一番近いのが、調剤薬局での仕事になります。病院の医師が処方した医薬品の調剤をし、患者さんと医師との橋渡しをする役割があります。調剤薬局では病院とは違い専門用語を使わず、大半が患者さんに処方された医薬品の説明になります。
ですから患者さんにわかりやすい言葉で説明できるかが大事で、転職をするときは臨機応変に対応出来ることも必要です。また求人数が多く身近にあるドラッグストアでは、医薬品や市販薬そして生活用品などの知識も必要になります。
接客力やセールス力は自己PRにすることができ、面接ではトーク力を最大限にアピールできます。商品管理や売り上げ向上など、お店の経営に関する事も求められます。
薬剤師には薬品に関する専門知識があり、転職をするときにはキャリアも持っています。そこでほとんどの人がスキルとキャリアがあるので、すべての職場で求められるポイントを抑えるのが大事です。どの職場でも共通して言えるのが人間性、そしてコミュニケーション力になります。
まず人間性には問題が起きたときに、冷静な判断で対応できるかが見られます。また自分で考えることができるのも大事で、改善できる能力もなくてはいけません。そして誠実さや真面目であるのも必要で、面接では服装や身だしなみからもわかります。
そしてコミュニケーション力は業界に関係なく、円滑に業務を行う為のスキルになります。