2017年06月13日
薬剤師の仕事のひとつに、CRCと言われるものがあります。この仕事は、多くの経験や知識が求められ、経験不足や知識不足の人には、勤まらない仕事と言えるでしょう。そこには治験がどんなものであるとか、それぞれの疾患や新薬での治療法などを、自身で一度調べてみると良いでしょう。
薬局に来る患者さんへ、処方箋からの指示で薬を与える仕事を毎日続けていることに、飽きが来たと言う人も実際には多いのではないでしょうか。そこには、資格を持っているから出来る仕事と言うことで、飽きも我慢して続けて、比較的良い収入を得ることに満足してしまっている人も多いのではないでしょうか。
国家資格を持つことで、簡単に就職が出来、高齢化社会と言うことから患者さんの数も少なくなることがないと考えられ、安定した生活を送ることが出来ると言うのが、本音のところと考えられます。ですがそこには、日々同じことの繰り返しでもあり、緊張感を持つ仕事でありながら、緊張感を保てないと言ったことにもなりかねないようです。
そんな状態に陥ってしまった人などは、気力を持たせるためにレベルアップが出来る仕事を探す方法を取る人が多くなると言われます。そこで今薬剤師さんの多くが転職を考え、注目するようになったのが、CRCです。
この仕事は、病院内において患者さんと直接接することになり、治験の内容やその説明を詳しく行うことで、患者さんが持つ不安を取り除いたり、負担を少なくする相談相手にもなり、ケア、もしくはサポートを行うことになります。
特に新薬を提供する場合においては、患者さんに貢献出来る嬉しさも出て来ることになります。薬局に勤務する場合と違い、ただ薬を提供するだけでなく、実際の現場において、医療従事者としての仕事を意識出来ることから、やりがいのもてる仕事になるはずです。
患者さんに対し治験を行い、無事に終了した時には、医師やそのスタッフに感謝すると供に、自分が選択した薬の効果が認められたことにもなり、やりがいを感じた時でもあります。更には、患者さんが治験によって効果が表れた喜びを伝えられ、感謝された時には、この仕事を選んで良かったと感じる時にもなります。
医療関係に従事する人たちや、製薬会社のモニターなど多くの人に支えられて患者さんへの新薬提供が出来ることになるこの仕事は、大きな魅力を持つ仕事でもあると感じることになるのでしょう。医学の知識も必要になり、被験者への対処やコミユニケーションなどを、上手く出来ることも大事な要素となって来ます。