森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年06月25日

人にしか出来ず、年収もそこそこ良い仕事

様々な職業が機械化し、現在では人件費削減のためにどんどん雇用が少なくなってきています。そのような状況の中で転職を成功させるなら、人間にしか出来ないような仕事を目指した方が成功率も高く、また首を切られる可能性も低くなります。

ロボットにはできず30代に出来ること

まずロボットにできない仕事は、大きくわけて二つあります。一つは、アドバイザーやカウンセラーといった、人と深く話し合い、人の心を楽にすることで仕事を進めていく仕事です。そしてもう一つが、人の命の責任を追わなければならない仕事です。

たとえロボットが失敗しても、その責任を取る人はいません。そしてロボットには責任能力がありません。つまり、人の命に関係する仕事は人の需要があるということです。また、転職するということは新卒の人達よりも年齢を重ねているわけで、肉体労働などを含め、若者に向いている職には向いておらず、逆に人生経験が役立つ職に向いています。

そこ一つの例が薬剤師です。

仕事内容となるために必要なこと

薬剤師は、患者の薬を調合する仕事です。つまり、人の命を預かることになり、また肉体労働も少ない仕事です。そして薬剤師になるためには、大学の薬学部に進学して勉強を行った後、国家試験に合格することで国家資格を得ていなければなりません。

つまり、この職にほかの仕事からなりたいという場合、同じ職からの勤め先の変更か、医学関係の仕事からのシフトが一般的です。そしてその場合、若者のエネルギーよりも大人の経験値の方が大事です。またこの仕事での勤め先は、調剤薬局やドラッグストア、そしていい製薬会社や公務員として働ける官公庁があります。

そして調剤薬局などから官公庁へ、という待遇の良さを求めた転換が起きます。

どれくらいの給料が貰える仕事なのか

調剤薬局や製薬会社での年収は、働く場所と年齢によって変わってきますが、調剤薬局の場合は相場として、年収530万円くらい、製薬会社だと700万円くらいです。年収がこれを著しく下回っている、という方は勤め先を変更した方がいいでしょう。

またこの職業では、大学院の卒業や同種業務を5年間進めていると年収が上昇する傾向にあるので、転職すると年収が相場を上回る可能性が高いです。職を変えるかどうかはまず自分の労働環境や給料を見て、こっちの方が自分に合っていて年収も高いとなった時に決めましょう。

そして、必要とされるスキルを自分が持っていて、人の需要があるということも肉体的な問題としてあります。よく考えた上で職を変えるか選びましょう。

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