森下の万能薬剤師の転職リポート

2022年10月31日

人気のある職業なので業務内容を知ること

人材不足が挙げられる医療業界ですが、仕事としてのやりがいを感じることができるので、薬剤師は人気のある職業です。活躍する場に調剤薬局などがありますので、一日の業務スケジュールなどを知ってどのような仕事をしているのかを知ると興味が湧いてきます。

業務は服薬指導だけではなくいろいろあります

調剤薬局での仕事は簡単に言えば、患者さんに薬を処方して渡す業務であり、接客業としてのコミュニケーション能力も必要です。また薬の受け渡しだけではなく、様々な業務をこなしながら一日を終えるので、業務日誌などをつけてチーム医療としてのコミュニケーションもやっていきます。

朝の仕事は薬局内の掃除から始まり、オープンまでの準備をするのが主な作業となりますので、思っているよりも体を使う仕事です。まず発注業務があり、どの薬が足りないのかチェックをして業者に発注をする作業は欠かすことができない業務となります。

そして現在保管している在庫管理をしているので、一日のうちに常に在庫チェックも必要に応じてやっておかなくてはいけません。最も重要な業務である服薬指導では、患者さんに指導をしなくてはいけないために、知識はもちろん経験を積むことでスムーズな会話ができて、相手にも理解されるようになります。

業務連絡はミスが無いように共有します

前日の引継ぎなどの報告がある場合には連絡ノートなどを確認しなくてはいけませんが、これは朝の段階でチェックをしておくことが大事です。患者さんのことや足りないものなどの業務に支障がでないように連絡を取り合いますし、またメールで伝えていても観ていない可能性があるので、しっかりと情報共有はやっておきます。

チーム医療では医師や看護師との連携を取らなくてはいけないケースもあるので、症例会議などの出席をする場合があります。この症例会議などは経験を積んだり認められる地位に就いた人が参加が認められるので、まだ若手では参加できないことも少なくありません。

勤務する医療施設で業務が変わる

薬剤師は勤務する医療施設によって業務が変わってきますので、その場に応じた行動をすることを心掛けるようにします。調剤薬局と院内薬局などの違いがありますし、対応するのが患者さんだけではなく家族が話を聞いたりすることもあります。

また内科や外科ではなく精神科などに勤めるケースでは、患者さんに直接対応するカウンセリングの担当をすることもあるので、メンタルヘルスの知識も豊富にもっていないといけません。

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