森下の万能薬剤師の転職リポート

2022年10月26日

病院で薬の専門家として仕事をする

病院で仕事をしていく時には、専門の部署があります。薬剤部もしくは薬剤科といった専門部署となりますが、ここでは医師や看護師が利用することもある患者の治療で必要な薬品を提供していくことになります。医薬品をしっかりと取り扱っていくのが仕事となりますが、処方箋からベストな調剤を行うこともあります。

医師や看護師と協力しながら薬を提供する

薬剤師は医師や看護師が患者を診ていく中で、治療に活用できる薬を考えて提供していく立場にあります。医師の診断結果から出される処方箋を利用して、時には調剤を任されることもあります。

また外来もしくは入院中の患者に対して治療に使える薬の説明を行ったり、服薬指導を行います。業務内容が多岐に渡るので大変と感じる人もいますが、やりがいはある仕事と言えるでしょう。具体的に病院での仕事内容を見ていく中で、調剤や製剤は必要不可欠の仕事と言えるでしょう。

調剤では医師から出される処方箋で、内容から薬について種類や量が適切かどうか判断していきます。また飲み合わせが必要な時には、本当にベストかどうかチェックすることもあります。正しいと思えれば薬を取り揃えていき、服用する患者に対して指導を行うケースもあります。

製剤では主に抗がん剤が対象で、無菌状態で作業を行っていきます。マスクなどを着用して清潔な状態にしていき、専用の部屋で作業を進めます。細心の注意も必要なので、専門業務としてレベルアップできることでしょう。

薬の使い方の説明などを行う業務もある

入院している患者の元へ訪れて、病気の治療に活用する薬の説明を行うのも薬剤師の仕事です。薬はどのように作用していくかだけでなく、副作用なども説明しなければなりません。

ベストなタイミングで患者は薬を服用しないと、全く効果がありません。入院する前から服用している市販薬があれば、本当に正しく飲めるかを判断することもあります。また外来で訪れた患者に対しても、薬の説明を行うことがあります。

薬がいかに病気の治療で必要か、そして正しい服用方法や想定される副作用などをしっかりと説明しなければなりません。薬で困っている部分を拾い上げて、他から提供される処方薬は効果がちゃんとあるか、もしくは重複していないか判断するのも重要です。

薬について管理したり発注することもある

病院などで保有している医薬品について、常に切らさないように管理するのも薬剤師の仕事となります。在庫について常に確認していき、不足していれば発注することになります。

また中には毒性が強い薬もあるので、セキュリティや事故が起きない場所へ保管することも大切です。温度管理や光に当たって変色するなど、事故にならないように適切に保管していくことになります。こうして医療チームの一人として、病院などで仕事をしていくことになります。

薬に関する意見も問われるので、管理している薬を的確に伝えていくことも重要です。

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