森下の万能薬剤師の転職リポート
2022年10月22日
医療には治療ができるものや困難なもの、様々な側面があり年々新しい病気や解決できる病気もシーソーゲームのように出てきています。その為にチーム医療として医師や看護師、これらのメディカルスタッフが機能することで献身的に治療にあたることができるといえます。
メディカルスタッフとしての薬剤師の役割には、ガン治療などの専門スタッフとして働くケースでは、投薬するための専門の知識をもたなくてはいけません。認定資格を有している人であれば、治療スケジュールをチェックして投薬する抗がん剤などのコントロールをすることができます。
適切な投薬を選択することによって治療を続けている患者さんに対して、苦痛が無いように進めることができますし、またガンを克服できる希望を与えます。現代のガン治療は早期発見によって治る可能性が高い病気になっており、昔と違って投薬をすることで生活も安定するのが大きなメリットです。
生活習慣病では糖尿病患者が増えており、食生活の改善やライフスタイル自体を大きく変えなくてはいけないケースも多々あります。このために薬剤師の役割として投薬のアドバイスはもちろん、ライフスタイルをどうしたらいいのか、医師や看護師と違った角度からアプローチすることも必要です。
特に薬の効果は切っても切れない関係ですから、アルコールを辞められなかったり暴飲暴食などの不規則な生活が続いている人は、コミュニケーションで改善のアドバイスをしていきます。また糖尿病患者は自覚しているケースが少ないので、今のままでは危険だと知らせるためにセミナーや教室を開いて薬との関係を理解してもらうことも必要です。
チーム医療を考えるときに病院やクリニックによっては栄養サポートなどのチームスタッフとして薬剤師が活躍することもあります。毎日の食事から見た栄養からくる病気などは多くあり、免疫力をつけることや投薬での効果を含めたライフスタイルを考えてアドバイスすることです。
管理栄養士とのコラボレーションで患者さんの治療にも携わることになるので、薬の知識だけではなく治療全般の知識もついてきます。こういったチーム医療を支えることで転職をするときにもスキルアップができて経験が豊富になっていることで、プラスになることは間違いありません。
