森下の万能薬剤師の転職リポート
2022年08月31日
薬剤師は、医療機関や調剤薬局、製薬会社といった様々な場所で必要とされており、職場によって待遇だけでなく業務内容や役割なども異なります。そうした中、職場選びをする際は自分の能力や適性、年齢などを考慮しながら、長く働けそうなところを探すことが重要となります。
薬剤師として働いた経験が少ない人は、就職活動中に色々な職場の教育制度に注目をして、自信を持って業務に取り組めそうなところを見つけることが大事です。例えば、大手の医療法人が運営している病院や調剤薬局においては、若手のスタッフが無理なく働けるよう、個別の研修の機会を設けたり、外部の勉強会やセミナーへの参加を勧めたりしているところも多くあります。
また、研修期間の手当の金額が高めに設定されている事業所もあり、経済的な面で不安なく働くことも可能です。なお、それぞれの事業所の方針やスタッフの在籍状況によって、教育の方法や期間の長さなどに大きな違いが見られるため、余裕をもって複数の事業所のウェブサイトや求人票などをチェックしておきましょう。
過去に病院や調剤薬局など様々な現場で薬剤師として働いたことがある人は、有利な条件で転職活動ができるケースが多く見られます。そのため、転職をしてから収入アップを期待したい人や、自分のやりたい仕事をしたい人は、ベテランが活躍している現場の特徴についてよく調べておくと良いでしょう。
また、転職をしてから順調にキャリアアップを図るためにも、一人ひとりのスタッフのフォローがしっかりと行われているところや、業務の合間を縫って充実した内容の研修を受けられるところを探すのもおすすめです。その他、将来的に現場の責任者を目指したい人は、管理職候補を対象とした研修が行われているかどうかも確認しておきましょう。
病棟や介護施設など夜勤がある職場で働きたい場合には、各現場のスタッフの勤務シフトに着目をして、体力面で不安なく働けるかどうか判断をすることが大切です。例えば、新卒として働き始めたばかりの人や、子育てなどによるブランクがある人は、上手く夜勤に対応できなかったり、仕事のストレスや疲れが溜まってしまったりすることもあるため、求職中にじっくりと情報収集をすることが肝心です。
