森下の万能薬剤師の転職リポート

2022年08月18日

患者さんのことを考えたアドバイスや提案をする

薬物療法は医療にとって欠かすことのできない治療方法でもあり、より深いところの知識が必要なケースが多々あります。そのために薬剤師の役割としてチーム医療を活性化させることや、より患者に寄り添った考え方で薬を捉えていくことも大切なことといえます。

チーム医療を成り立たせるために必要なこと

人との会話においてあっさりと受け流すことで成り立つこともありますが、医療の現場では受け流すことをしてしまうと問題となってしまいます。特にチーム医療をやっている病院では、医師や看護師と連携して一人の患者さんを診ていくことになりますので、スタッフとして活動するには心構えが必要です。

まず薬剤師の仕事の役割としては、薬を提供することになりますが、心構えとして持っていたいのが「患者さんの立場」などがあります。

どのような心構えが必要となるのか

日本は最新医療を提供することができるチーム医療がありますが、ではスタッフとしてどのような心構えが必要となるのかを知ることです。まず感情に任せることはしないことが挙げられますが、これには話を聞いているうちに感情的になってしまうケースがあります。

患者さんの話が感情的になってくると、それに同調してしまうこともありますし、また提供している薬を否定されてしまうと、どうしても感情が表に出てしまう人も少なくありません。そうなってしまうとストレスを抱えるだけではなく、本来は病気を治したいと思っている患者さんにとっても良いことはないです。

そうならないようにするには、どのような話を聞いたとしても感情的にならないで、上手に対処をしていくことで治療をすることができるようになります。

どのようなアドバイスが適切になるのかを知る

薬剤師はどのようなアドバイスをしていくといいのかというと、まずは薬に対する効果の事実をしっかりと伝えて、信頼を得ることから始めます。そうすると効果が感じられないと後日言われるようであれば、また違った薬の配合を伝えて、医師との相談の上に替えてみた旨を伝えることです。

ひとつひとつの対処を的確にすることで、患者さんから真摯に受け止めてもらえますし、何よりも医療への信頼を得ることができます。これは医師へのサポートにもなりますし、自分の信頼がひいては病院全体への信頼へと波及するので、そういった意識を持って対応をすることは大切なことです。

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