森下の万能薬剤師の転職リポート

2022年08月06日

薬剤師の仕事の種類と向いている人の特徴

薬剤師は日本の国家資格のひとつで、薬を取り扱う専門家です。ただ、一般的にどういった仕事をしているのか、広くは知られていません。そこで、具体的な仕事内容はどのようなものなのか、どんな人に向いているのかを説明します。

薬局やドラッグストアで働いていることが多い

薬剤師の仕事は、薬を調合したり薬の情報を管理したりすることが主です。そのため、薬を使用する幅広い場所で働いています。働く場所として多いのは薬局やドラッグストアで、病院で医師から出された処方箋を元に、適切な薬を調合するのが主な役割です。

その処方箋を渡すだけでなく、どういった使い方をするのかを説明したり、その相手がそれまでどのような薬を服用しているのかを管理したりもします。また、市販されている薬の中には、一般の人が説明を受けなければならないものがあり、その説明をするのも専門家としての役割です。

医療に関する幅広い場所で働いている

薬は正しく使用しないと、命の危険に繋がる恐れがあるため、豊富な知識を持った専門家が取り扱わなければなりません。そのため、薬を使用する幅広い場所で働いています

代表的なのは病院で、医師や看護師が使用する薬を調合します。主に入院している患者さんが対象で、使用した薬が問題なく効果を発揮しているかを確認することも多いです。また、製薬会社で、新しい薬を開発するために研究を行う場合もあります。

さらに、薬の流通を行っている会社で情報を管理したり、行政側に立って一般的な薬の取り扱いに問題がないかを確かめたりするなど、仕事の種類は非常に幅広いです。

働く場所によって向いている人が異なる

仕事の内容は、働く場所によって大きく異なるため、どのような人が適しているのかはその場所によって変わります。薬局やドラッグストアでは、接客のような仕事になることが多いです。

そのため、大勢の人と問題なくコミュニケーションが取れる能力が欠かせません。病院で勤務する場合も同様で、実際に薬を使用したり薬の内容を決めたりする医師や看護師との連携を取るためには、意思疎通ができることが条件となります。

薬を開発する会社で働くのであれば、研究に対する向上心が欠かせません。ただ、いずれの場合も、薬を取り扱うことには違いありません。薬は少しの量でも効果が変わることがあるため、薬を取り扱う仕事も、管理する場合も、精密な作業や的確な情報管理が求められることは変わりません。

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