森下の万能薬剤師の転職リポート

2022年05月15日

病棟で仕事をするならこんな点に気を付けよう

薬剤師は総合病院の病棟内での活躍が期待されており、中でも様々な疾患の治療薬について専門知識を持っている人や、調剤や服薬指導の経験が長い人が重宝される傾向が見られます。そうした中、病棟の仕事に関心がある時は、給料や勤務シフト、職場環境などを確認して、長く勤められそうな場所を見つけることが肝心です。

キャリアに自信がある人は高待遇の職場を探そう

薬剤師として医療機関や介護施設、調剤薬局など様々な現場での業務経験がある人や、責任のあるポジションに就いたことがある人は、高待遇で働くことが可能です。特に、総合病院の病棟は、基本給が高いだけでなく、各種手当が充実していることもあり、安定収入を目指している人にとって理想的な職場と言えます。

最近では、優秀な医療スタッフを採用するために、基本給の見直しをしたり、個々のスタッフのスキルやキャリアに応じて特別な手当を支給したりしているところもあるため、就職活動中にじっくりと色々な病院の給料について調べておくのがおすすめです。

また、病棟によって医療スタッフに必要とされる知識や技術、経験などが異なるため、自分に向いている職場を見極めることも大切です。

夜勤が多い職場は定期的に休みが取れるかチェック

夜勤が多く体力の負担が大きい病棟で働く際は、定期的にしっかりと休みを取ることができるか就職前に調べておくことが大事です。薬剤師をはじめとした医療従事者の採用に力を入れている病院の中には、週休二日制度を導入したり、有給休暇の申請をしやすい環境を整えたりしているところもあるため、妥協することなく職場探しをするのがおすすめです。

また、一年を通じて最小限のスタッフしかいない病棟においては、連続で長時間の勤務を任されたり、一日あたりの残業の時間が長くなったりするケースもあるため気を付けましょう。その他、年間の休日日数については、求人票をチェックしただけでは分からないことがあり、採用選考の際にきちんと担当者に質問をすることが重要です。

各職種のチームワークが取れている職場がおすすめ

病棟に就職をして自分の力を発揮するためには、各職種のチームワークがしっかりと取れているかどうか、職場見学や説明会などを通じて確認しておくことが重要です。また、スタッフの入れ替わりが激しい職場では、業務に関する報告や連絡が上手くいかないこともあるため注意しましょう。

アーカイブ