森下の万能薬剤師の転職リポート
2022年05月03日
薬剤師の仕事に興味を持っていても、どのようなメリットがあるのかわからず目指すかどうか迷っているという方もいるでしょう。そこでほかの職種と比較して、どのようなメリットがある職業なのか考えてみるのも1つの手です。
男性が中心の環境で、女性は働きにくい職種や職場も多く存在しています。一方薬剤師は女性が多いため、女性でも安心して働ける職場が多いという特徴があげられます。
比率で考えた場合でも、全体の7割が女性なので、男性中心の職場で働きにくいと感じることがなく、性別に関係なく働きやすい環境が整っています。また家庭を持つ女性でも働きやすいように、職場側も育児休暇の制度などを整えている場合が多いのもポイントの1つです。
家庭と両立しながら働きたいという場合であれば、福利厚生の面から安心して働けそうか考えてみることも必要です。
残業や夜勤などが発生すると思うと、仕事に興味を持っていても働きたくないと感じてしまう方も多くいます。確かに職場によっては、残業やサービス残業が発生して、精神的にも肉体的にも辛い思いをしてしまうこともあります。
ですが調剤薬局やドラッグストアなどで働く場合、残業や夜勤が発生しにくいことに加えて休みも取りやすいという特徴があげられます。労働時間が管理されている環境で働くことによって、安心して働きやすいというポイントも押さえておきましょう。
ただし入院設備もあるような病院で働く場合には、同じ職種であっても夜勤や残業が発生しやすくなるため注意が必要です。
一般的な転職の場合、大手から中小企業への転職はしやすくても、中小企業から大手へ転職することは難しくなっています。ですが薬剤師は中小企業から大手への転職もしやすいという特徴があげられます。
特にドラッグストアや調剤薬局の場合、地元の小さな会社から大手へ転職を目指すことも可能です。薬のスペシャリストとしての実績やノウハウを持っていれば、自分の好きな環境へ転職しやすいので、そのときどきの状況に適した環境を探せます。
実際に転職を考える場合、職場によって働き方や業務内容が変わってくる場合もあるという点を押さえておきましょう。条件を比較して自分に合った環境を選ぶことで、満足度の高い転職へとつなげられます。
