2024年11月26日
人々の健康を支える上で薬に関する知識を持つ薬剤師は、様々な現場で働いています。一般の人々にとって、身近に利用する機会が多い場としては、ドラッグストアが挙げられます。ドラッグストアで働くファーマシストが、普段どのような仕事をしているのかについて説明しましょう。
近年、セルフメディケーションという言葉を耳にする機会が増えてきました。セルフメディケーションとは、自身の健康状態に留意して、市販薬等をうまく活用して健康を維持する方法のことです。ドラッグストアで働くファーマシストは、セルフメディケーションを浸透させる役割を担っています。
市販薬をうまく利用できるようになれば、薬を服用する人が快適に健康管理しやすくなるだけでなく、医療費の削減にも繋がります。セルフメディケーションを実現するには、個々の症状に合わせて、どのような薬を選べばよいかに関するアドバイスをファーマシストが適切に与えることが必要です。
ドラッグストアを訪れるお客さんが気軽に相談をしやすい環境を整えることが求められます。
ドラッグストアによっては、市販薬等の販売だけでなく、調剤に対応している薬局もみられます。調剤薬局を併設している場合、処方箋を持参した人に対して、処方薬を処方する業務も担います。処方薬を正しく調剤し、丁寧に服薬指導を行うことが必要です。
処方された薬に対して疑問点が見つかった場合、医師に対して疑義照会をして、薬がきちんと処方されているかをチェックします。機械的に薬を手渡せばよいというわけではなく、医療関係者と適切に連携を取って薬を処方しなければいけないので、調剤の仕事は特に慎重に行うことが求められます。
ドラッグストアを利用するお客さんには、医薬品だけでなく、医薬部外品や健康食品を購入する人もいます。テレビや雑誌で健康についての情報が気軽に得られる時代、メディアで知った情報を基に、健康食品を購入するためにドラッグストアを利用するお客さんも増えてきました。
薬剤師は、どのような目的で利用するお客さんに対しても気配りをして、健康向上にプラスになる助言をするのが理想です。専門的な知識を余すことなく生かして、健康的な暮らしの実現をサポートすることが求められます。
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