森下の万能薬剤師の転職リポート

2024年10月10日

家族との時間重視の人が仕事選びで見るべきポイント

仕事選びの際に、家族と一緒に過ごす時間が十分に取れることを条件にする人は少なくありません。薬剤師は、働く職場によって働き方に大きな違いが出る職業なので、家族との時間を重視するなら選ぶべき就職先も変わってきます。家族との時間をたっぷりとれる職場を見つけるためには、どの点に注目すれば良いのかを知っておく必要があります。

休日は日数だけでなく休みが取れる曜日も要チェック

薬剤師が働く職場の中には、休みが土日祝日のところと曜日に関係ないところがあります。製薬会社が前者に含まれる典型的な就職先で、ドラッグストアが後者の代表例になります。

家族との時間が重要と考えるなら、子供の学校が休みの日に出勤するのは避けたいところです。完全週休二日制でも、基本的に平日に休みを設定することになっている会社なら、子供と一緒に過ごす時間を多くとることはできません。

休日の条件を確認する際には、日数だけでなく何曜日が休みになるのかも要確認です。お盆や正月など、学校が長期休暇になる時期に有給休暇が取れることも、併せて確認しておく必要があります。

残業時間も家族との時間に大きな影響を与える要素

残業時間も、家族と過ごせる時間に影響を与える要素として、就職先選びの要チェック事項になります。残業が多いと帰宅時間が遅くなり、家族と一緒に食事を摂ることができません。残業が一切ないことにこだわると、他の条件が悪くなる恐れがあるので、たまに遅くなる程度なら受け入れた方が全体のバランスが良くなる傾向があります。

長時間の残業が常態化している状況なら、平日の夕食を一人で食べる日が続くことになるので避けた方がいいでしょう。

通勤時間を考える際には転勤も考慮に入れる

全国にチェーン店があるようなドラッグストアだと、転勤も覚悟しなければいけません。子供の学校などを考えると、単身赴任を選択せざるを得ない場合も出てきます。家族との時間を重視するなら、魅力的な職場ではないと考えた方がいいかもしれません。

同じドラッグストアでも、店舗があるエリアが狭い場合は長距離の転勤はありません。転勤しても自宅から通勤することが可能な範囲なら、避ける必要はないように見えますが注意は必要です。自宅から職場までの時間は、家族と過ごせる時間に影響を与える要素です。

職場近くに住居をもっても、転勤で通勤時間が伸びてしまうことがあります。転居は、子供の転校なども含めて考える必要があるため、選択しづらい場合もあります。

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