2022年04月09日
比較的需要が高い職種といっても、何も考えずに職場を探すだけだと、時代から取り残される可能性もあります。取り残されることなく、求められる存在を目指すことが生き残るためのコツです。では生き残るためには、どのような点に注意したらいいのでしょうか。
実際に働くうえで押さえておくべきポイントの1つが、薬剤師の働き方には多くの選択肢が存在しているという点です。職場の選択肢だけでも、病院や調剤薬局、企業勤務などの中から自由に選べます。
また正社員の働き方だけではなく、あえて非正規雇用を選んで自由な時間を多く確保することもできます。職場や働き方によって、目指せる方向性も変わってくるので、まずはキャリアプランを設計して、どのような存在になりたいか方向性を決めましょう。
同じように薬剤師の資格を取得したとしても、どのような業務を得意としているかは人によって違いがあります。そのため自分に合った働き方をしたいと考えているなら、自分の能力を活かせる職場を見つけることが大切です。
また得意かどうかだけではなく、好みでどのような働き方をしたいのか考えていくのも1つの手です。適している能力があったとしても、仕事にやりがいを感じられなければ長く働き続けることが精神的な負担となってしまうことがあります。
気持ちよく働けるようにするためにも、まずは自分がやりがいを感じられるかという点に注目しながら働き方を考えてみましょう。ただし働き始めてすぐは余裕がなくて、やりがいを見つけられない可能性もあります。ある程度の期間働いてみて、やりがいを感じられるか考えていくことも必要です。
薬剤師にはさまざまなキャリアプランが用意されていると知っていても、自分がどのような道に進みたいのかすぐには決められないという方もいるでしょう。また自分の能力や好きなことを活かしたいと考えている場合でも、何が得意なのか、やりがいを感じる仕事内容は何か判断が難しい場合もあります。
そのような場合であれば、転職してさまざまな職場で経験を積むのも1つの手です。実際に異なる職場で働いてみることで、薬のスペシャリストとして自分の能力が活かせそうな環境が見えてくるかもしれません。
自分の能力が活かせる環境がわかっていれば、その能力を活かしていくことで求められる存在に近づける可能性があります。