森下の万能薬剤師の転職リポート
2022年03月31日
ドラッグショップなどで働いている薬剤師は専門的な知識を持っていれば、さまざまな利用客に適切なアドバイスをすることが可能です。ここでは、このような利用客に相談された時に知っていれば役立つ知識をご紹介します。
ドラッグストアに勤務している薬剤師が顧客から医薬品の相談を受けた時に知っておいた方が役立つのは、健康食品に関する知識です。ドラッグストアには一般の医薬品以外にこうした健康食品も多く販売されていることが多いため、売っている健康食品に関する知識を詳しく知っておいた方が顧客への対応もしやすくなります。
さまざまな種類の健康食品がドラッグストアでは販売されていますが、その効果も大きく異なっているので、それぞれの商品に関するできるだけ詳しい知識を知っていた方が、利用客が細かいことを質問してきた場合にも対応できます。
ドラッグストアで販売されている健康食品は、大きく分けて2つの種類に分けることができます。そのうちの一つが一般の健康食品で、もう一つの種類が保険機能食品です。この2つの健康食品には明確な違いがあるため、店舗で販売しているこれらの商品の違いをしっかりと確認しておく必要があります。
一般の健康食品とは食品の持っている機能性を表示できない健康食品のことです。このような商品の代表的なものはサプリメントです。その他に、栄養補助食品として販売されているものも一般の健康食品の中に含まれています。
健康補助食品という名称が使用されていることもあり、こうした商品も一般の健康食品の中に含まれるものです。健康食品の中には自然食品という名前を使用して販売されているものもあり、このような商品も同様に一般の健康食品の一つです。
ドラッグストアで販売されている健康食品の中には、機能性が表示されているものもあります。このような健康食品に表示されている機能性は、国の機関で決められた効果や安全性に関する基準に従って表示されています。
そのためにドラッグストアで働いている薬剤師は、こうした違いもしっかりと知っておくことが必要です。機能性が表示されている健康食品のことを、特に保険機能食品という名前で呼んでいます。保健機能食品に含まれる健康食品には3つの種類があります。
その中でも特に有名なものは、特定保健用食品という種類の健康食品です。特保という言い方もよく使用されています。
