2024年08月20日
薬局で薬の受け渡しをする際には、薬剤師はどのような点に注意する必要があるのでしょうか。患者さんが不安を感じることなく、薬を快適に受け取って自宅に帰ってもらうために覚えておきたいポイントをお伝えします。
薬を受け渡す際には、服薬指導によって薬の用法を分かりやすく説明することが大切です。調剤薬局に処方箋を持参して、医療機関で処方された薬を受け取りに来る患者さんの場合、ある程度医師から服薬に関する説明を受けています。
薬局で実際に薬を確認しながら、服用についてのアドバイスをすることで、薬の用法に対する理解が深まることでしょう。医師に対して質問するのを忘れていた疑問点などを薬局で尋ねる患者さんもいますので、疑問がきちんと解消するように丁寧に話をするように心掛けてください。
調剤薬局ではなく、ドラッグストアで市販薬を販売する際にも、薬の用法についてきちんと説明する姿勢が求められます。急いで薬を購入に来る人もいるので、端的に説明する力を身につけておくのが好ましいでしょう。
薬と共に、領収書の受け渡しを忘れずに行うことも、薬局における大事な業務の一部です。薬局で発行される領収書は、医療費控除の際に使用します。再発行ができないため、患者さんに確実に手渡して、持ち帰ってもらうようにしましょう。
曖昧なやり取りをしていると、領収書を発行してもらっていないというクレームが発生するといったトラブルの原因ともなります。薬と同様に慎重に取り扱いが必要な物であると認識して、一人一人の患者さんにきちんと手渡すようにしてください。
ドラッグストアの場合、一般的なレシートが医療費控除の際に添付する領収書の代わりになります。
薬局での薬代の支払いは、かつては現金払いが一般的でした。キャッシュレス決済が普及するなかで、多様な決済方法に対応する薬局が増えています。受付カウンターで患者さんの対応をする薬剤師は、様々な決済方法に関する知識を身につけ、スマートに対応する力も求められます。
それぞれの決済方法についての特徴や注意点を把握し、どのような決済方法で支払いをする患者さんにも、スムーズに対応できるようにしましょう。初めてキャッシュレス決済をする患者さんについては特に丁寧に決済の方法を説明する心掛けが求められます。
現金払いの患者さんの場合、お釣りの金額が分かりやすいように、丁寧にお釣りを渡す気遣いをするとよいでしょう。