2024年08月16日
薬局で働く薬剤師の働き方をより効率化するために薬局DXを求める動きが活発化してきました。実際にどのような部分で効率化を図ることができ、快適に働けるようにサポートしているのかを理解することは、重要です。
そもそもDXとは、デジタルトランスフォーメーションの略称であり、人間が行っていた行動をデジタルな環境で置き換えられるようにすることです。デジタル技術を活用することで、薬剤師の負担を減らし、仕事をより効率よく快適にできるようにサポートすることを指しているといっても過言ではありません。
この中にはIT化も含まれていますが、ITとDXは似て非なるものであることを理解しておいたほうがいいでしょう。I仕事内容全般を見直して総合的な環境を変化させることがDXであり、ITは既存の業務を楽にする方法です。
DXの手段の一つがITであり、必ずしもイコールで結びつくわけではなく、業務を効率化する上で活用すべき方法の一つといえるでしょう。
具体的にどのような部分の時間を減らすかとなると、処方箋の確認や書類整理、患者が併用してはいけない薬を飲んでいないかなどをチェックすることです。患者により複数の医療機関を受診していることがあるため、同じ薬を処方されていることなどもチェックしなければいけません。
これらの業務を一括でデジタル化、見直しすることで、薬剤師が今後圧倒的に減っていくであろうことに対しての配慮が期待できるのではないかといわれています。実際に書類整理だけでも時間を減らすことで残業をしなくて済むようになったという意見があるほどです。
繁雑な業務があるため、ITを活用することやDXで業務自体を見直して効率よく働ける環境をサポートすることは、決して無駄なことではありません。
DX化が進むことにより、在宅勤務で働ける人が増えることで、育児休暇や足腰の調子が悪くて仕事をしたいのに仕事ができない人たちが、積極的に勤務できるようになります。結果として人手不足を解消し、効率よく業務を遂行できるようになる可能性が高いです。
DX化を進行させるということは、やむを得ない理由により退職した人員たちを復帰させることにもつながります。業務内容だけではなく、働きたくても難しい環境にある人たちが社会的なつながりを持つことで生きがいを見出すこと、自分に自信を持って働けるようになる可能性を示唆しているといえるでしょう。