2022年02月10日
一生食べていける資格を取りたい、手に職を付けたいと考えているのなら、薬剤師を目指してみてはいかがでしょうか。薬に関するエキスパートとして、高収入かつ安定した職に就くことが可能です。難易度の高い資格ではありますが、きちんと努力すれば誰もが合格できる可能性のある資格ですので、勉強があまり得意でなくても検討してみる価値はあります。
薬剤師の仕事が安定していると言われる理由は、その求人数の多さにあります。主な求人内容はドラッグストアや調剤薬局での業務となり、買い物に来たお客さんや処方箋を持参した患者さんに対して、薬の販売や使用上の注意点の説明などを行います。
近年では高齢者の増加や感染症の蔓延などの影響を受けて、薬局での調剤業務は常に逼迫している傾向があるのです。そのため、日本全国どこへ行っても専門知識を有した専門家の需要が高く、就職先に困ることは考えづらいでしょう。
その上、専門職であることから一般的な会社で貰える賃金よりも高額な報酬が設定されており、専門性の高さに見合うだけの対価を得ることができます。
以上のように、引く手あまたで高給であるため、薬剤師になりたいと考える方は非常に多くいらっしゃいます。その証拠として、全国各地に数多くの薬学部が創設されており、偏差値が高い大学からそうでない大学まで、進学先には様々な選択肢が用意されているのです。
もし勉強が不得意であっても、どうしても資格を取得したいという強い希望があるのなら、自分のレベルに合った薬学部を選びましょう。偏差値に関わらず薬学部に入学さえしてしまえば、国家試験を受けるための受験資格を得ることができます。
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薬学部に入学することができたら、最後に突破すべき関門は国家試験に合格することです。しかしながら、国家試験は受験者全体の6割から7割の方が合格できる内容であり、きちんと対策を行えば難しいものではありません。
その内容も暗記が中心となるため、勉強が不得意であっても日々の学習の積み重ねでカバーすることができます。受験までには6年間の時間があるので、ゆっくりと学んでいくことが可能です。以上のように、資格取得のために努力することができる方であれば、十分に合格を目指せる試験であると言えます。
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