2024年03月30日
薬剤師が薬局やクリニックなどで調剤しているドラッグは、国の機関によって認められているものです。日本国内で使用されているドラッグの規制は、主に厚生労働省がおこなっています。厚生労働省ではドラッグを安全に使用できるようにするために、ドラッグに関するさまざまなことを決めています。薬価収載のことも厚生労働省で決められていて、ドラッグを安全に使用するために欠かせないことです。ここでは、ドラッグの販売価格にも影響する薬価収載のことについて解説します。
薬剤師が調剤のために使用しているドラッグは、薬価収載という手続きがおこなわれたものです。薬価収載をおこなっている厚生労働省では、日本国内で使用されている全てのドラッグについてこのような手続きをおこなっています。
国内で製造されているドラッグだけではなく、海外から輸入されているドラッグも薬価収載の対象になっています。輸入したドラッグを日本国内で適切に販売できるようにするために、厚生労働省では薬価収載をしています。
古くから使用されているドラッグも薬価収載の手続きがおこなわれていて、新しく開発されたドラッグも市場で販売するためには薬価収載の手続きをすることが必要です。新薬をもとにして製造されたジェネリック医薬品も、薬価収載の手続きをしなければいけないドラッグです。
厚生労働省がおこなっている薬価収載とは、日本で国内で販売することができるドラッグの価格を決めるための手続きです。厚生労働省では国内で使用されているドラッグの価格の情報をまとめて記載した薬価基準を作成しています。
この薬価基準にドラッグの販売価格を掲載することが、薬価収載という手続きです。薬価基準に載せられているのは公定価格という販売価格です。公定価格とは国が決めたドラッグの販売価格のことで、全国どこの薬局やドラッグストアで調剤を受けても、同じ価格で入手することができます。
住んでいる地域によってドラッグの価格が変化しないように、このような公定価格が決められています。
薬価収載の手続きにより公定価格が決められたドラッグは、健康保険の適用を受けることができます。健康保険が適用されるドラッグは購入価格の一部を公的に負担してもらえるので、患者は通常よりも安く購入できます。