森下の万能薬剤師の転職リポート

2022年02月02日

仕事内容と勤務先や給料事情について

薬の専門家として医師の処方した薬の調剤や服薬指導、また医薬品の販売に管理と幅広い業務がありやりがいのある仕事なのが薬剤師です。どの様な就職先があり、就職先によって行う業務の種類や気になる給料事情について確認していきます。

業務の1つ1つは言葉の表現以上の責任がある

主な業務は医師の処方箋に基づいて調剤して、服薬指導やデータ管理を行います。病院や薬局で行われている主業務であり、この仕事では代表的に知られている内容です。管理や指導など大まかな表現ですが、細かく見ていくと非常に業務は多岐にわたります。

処方箋を受け取ったら調剤するのではなく、内容に誤りがないか処方監査するのも重要な役割です。薬の専門家として患者の命を守る意味でも、疑問がある場合は解消しない限り調剤してはいけません。この疑義照会できるのは薬剤師のみです。

誤った薬は健康を害すだけではなく命にも関わるので、医療過誤や事故を防ぐ最後の砦といえます。この様に業務の1つである調剤だけでも深い背景があります。

勤務先は病院や薬局以外にも多数あるが

イメージとされているのは病院や薬局、診療所ですが、薬剤師は非常に多くの就職先があり求められています。病院や薬局などはこの資格で働いている人の7割以上は勤務しています。その他としては医薬品関連企業や行政機関、大学が挙げられます。

特に一般企業では調剤や服薬指導、医薬品管理といった代表的な業務はなく全く別の仕事と役割があります。そこに魅力を感じ希望する方は多く、医薬品関連企業への転職は業界では人気です。この企業では薬の開発や流通に携わる事が多く、研究職や営業を行う事になります。

その他化粧品メーカーでの商品開発や食品メーカーでの製品開発と就職先ごとに業務内容は全く異なります。この様に様々な分野で活躍できますが、それでもこの資格を取得したらまず病院や診療所に就職し、基礎と実績を積んでから転職する傾向にあります。

気になる給料事情はどの様な感じなのか

給料はどの職業でも言えますが経験年数に実績、そして就職先ごとに給料は異なります。特に給料に直結して影響を及ぼすのが就職先であり、この資格を持っているから皆高給だというわけではありません。そもそも転職しやすい資格なので、この業界では転職は非常に一般的になっています。

正社員の平均では600万円程ですが、よい内容だと1000万円を超えている方もいます。1年目で病院や診療所などスタートだと年収400万円程ですが、その後のあがり幅や転職により好待遇が期待できます。有資格者のアルバイト時給の全国平均は2000円以上ある事から、この資格の安定性が伺えるでしょう。

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