2024年03月20日
薬剤師とは病気や健康に必要な薬剤を取り扱う職業です。幅広い医薬品の知識により病院はもちろん調剤薬局やドラッグストアでなどで活躍する職業です。健康をサポートする職業にはどのような資格やスキルが必要なのでしょうか。
薬剤師として働くには国家資格が必要です。国家資格取得の条件は、6年制薬科大学薬学課程を卒業か薬科大学薬学課程を修了し卒業見込の人です。 4年制薬科大学の場合、専門の大学院で2年間履修が必要です。
薬学課程では化学や生物の基礎科目に加えて薬の化学的な分析や作用、副作用といった人体への影響について学びます。6年制のカリキュラムでは薬剤を適正に管理できる人材を育成することを目的としているため、薬の効果、効能、製造管理といった専門知識や実務実習や国家試験対策にも多くの時間が用いられます。
実際の患者を相手にした服薬指導も行われることがあります。4年制のカリキュラムでは薬学研究者の育成が主な目的となるため6年制のカリキュラムと違い研究室での研究と実験が多く行われます。国家資格対策に時間を割かれないのも4年制と6年制のカリキュラムの違いです。
資格を取得したら働ける場所の一つは調剤薬局です。医師から処方された処方箋を確認し、現在服薬中の処方薬との重複、相互作用がないかなどもチェックします。患者の症状をヒアリングし、処方する薬の説明や薬の飲み方についても一人一人に応じて適切なアドバイスを行います。
ドラッグストアでは医師の処方箋がなくても購入できる一般医薬品について説明や販売を行います。現在の症状や薬の副作用、処方されている薬との飲み合わせなどを説明します。またドラッグストアでは在庫管理、接客、レジなど店舗運営に関わる業務内容にも携わります。
製薬会社で新薬の開発や研究に携わるケースもあります。薬の開発、研究、処方などに多岐に渡る形で働くことができます。
患者一人一人にあったアドバイスを行うには豊富な知識と経験、常日頃からの情報収集が重要です。患者にわかりやすく服薬方法を指導し、始めて処方された薬でも使用方法をしっかり理解できるようアドバイスをするためにもコミュニケーション能力を磨いていくことは大切です。
薬剤を扱う上で様々な職種に就職しやすい資格は今後も活躍の場が広がります。