森下の万能薬剤師の転職リポート

2022年01月30日

薬剤師とはどういう仕事でしょうか

薬剤師とは、国家試験に合格した人に与えられる、法律で定められた国家資格です。医薬品全般に対して専門の知識を持つ「薬の専門家」です。一般の生活の中で、この職種の人が一番身近に感じられるのは、病院や調剤薬局での調剤や薬の服用法を説明してくれる時ではないでしょうか。他にも、製薬会社での研究開発や、学校や行政での健康・環境衛生の指導など、あまり目にしないところやいろいろな場所で、専門の知識を活かして活躍している、医薬品専門の国家資格です。

資格を取るにはどうしたらよいでしょうか。

上記のように薬剤師は法律で定められた国家資格です。資格を取るには先ず、薬科大学や大学の薬学部で6年の修養が必須です。卒業時点で国家試験の受験資格が与えられますが、その後国家試験を受験し合格することで、やっと資格が公式に認められます。

薬学系の大学や学部は偏差値が高めで、国家試験での合格率も約7割と他の医療系資格の合格率よりも低く、取得するのはなかなか難しい資格です。以前は4年制の学部からの資格試験受験ができましたが、昨今の医療技術の進歩により、更に高度な専門性を求められることとなり、現在の6年制の修養からの国家資格受験になっています。

少子高齢化の進む中で、これから更に必要とされる職種です。

職業としてどのようなメリットがあるでしょうか。

他の医療系の専門資格と比べ、国家試験の合格率も約7割と低めで、取得の難しい資格ですが従事できる職種も広く、他の医療系の職種より収入も多めです。職種としては、病院や調剤薬局での調剤・服薬指導・臨床検査、製薬企業での研究開発や営業、行政機関での保健・公衆衛生指導や調査、学校での健康指導・環境衛生管理など、多様な場所で活躍しています。

資格取得後に専門知識を活かせる職種がいろいろ選べる所も、メリットとして大きいです。また、社会にとって健康な生活を創るために欠かせない職業として、やりがいのある重要な職種と言えます。

専門の知識を活かして活躍できる職業です。

医療系の国家資格としても取得するのが難しい部類ではありますが、取得後に多様な場所で専門知識を活かして活躍ができる資格です。勤務形態の融通が利く職種と言えるでしょう。

昨今、大規模災害に備えることの重要性が広く認識されてきましたが、災害時などに医療チームとして参加したり、警察の麻薬取締や自衛隊の薬務官としての仕事など、社会を支える重責も担っています。健康な社会生活を創っていくのに欠かせない職種として、あらゆる人に貢献できる重要な職業と言えるでしょう。

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