2024年02月14日
薬剤師が調剤をするために必要なのは、衛生的に調剤の作業ができる清潔な環境です。不衛生な環境で調剤の作業をすると雑菌などが治療薬に付着することもあるので、患者が安全に治療薬を服用することができなくなります。調剤をより清潔な環境ですることができるように、クリーンベンチを設置する病院や薬局なども増えています。ここでは、クリーンベンチを使用して調剤をする時に注意しなければいけないことについて解説します。
薬剤師はクリーンベンチを使用して調剤することもできます。クリーンベンチとは、室内の空気の中に含まれているほこりやごみが、調剤をしている時につかないように設計されている作業用の台のことです。こうした設備は特別な調剤室を病院や薬局に設置するよりも安い費用で導入できるので、クリーンベンチを使用して調剤する医療施設も増えています。
クリーンベンチを使用すれば、通常の作業台よりも衛生的に調剤をすることが可能ですが、クリーンベンチで作業をする時には気をつけなければいけないこともあります。クリーンベンチで調剤をおこなう時に重要なことは、衛生的な服装で作業をすることです。
クリーンベンチが清潔な環境であっても、作業をする人の服が汚れていると衛生的に調剤ができなくなることもあるので、常に清潔な作業用の服を着て調剤をおこなうことが必要です。
薬剤師がクリーンベンチで調剤をする時には、作業をする人の体についている菌ができるだけつかないようにするための対策も必要です。クリーンベンチで作業をする前には爪もきれいに切っておく必要があり、爪が伸びていると作業をしている時に、爪のすき間に入っている細菌が付着することもあります。
作業をする前には十分に手を洗っておくことも重要で、手を洗った後は水分が残らないように、紙などをつかってしっかりと肌の表面の水分を拭き取ります。
クリーンベンチで調剤の作業を始める前には、手をアルコールで消毒することも重要です。アルコールによる手の消毒は、手を石けんで洗った後でもおこなう必要があります。手を洗っても完全に最近が死滅していないこともあるので、アルコールを使って消毒をすることによって、手をよりきれいな状態にできます。
肘のあたりまで消毒すれば、より衛生的に作業ができます。