森下の万能薬剤師の転職リポート

2023年11月23日

就職後数年での転職を成功させるために大切なこと

薬剤師として仕事を始めて思っていたのと違うと感じることはよくあることです。友人に相談して乗り切る人もいれば、一人で乗り越える人もいます。上手くいかなければ上司に相談して担当部署の異動や転勤で対応することもありますが、どうしても乗り越えられなければ転職を考えることになります。僅か数年での転職になるので成功させるためには特に知っておくべきことがあります。

若さという未来の可能性は圧倒的な武器になる

経験が浅い薬剤師はネガティブな評価を受ける原因になりますが、若さは未来への可能性を感じてもらえる要素にもなります。若いから半人前と思われることを気にするよりも、まだ発揮されていない潜在能力を伝えることが大切です。

これから獲得したいものがあるという意欲を具体的に表現すれば、若さがそれに説得力を与えてくれます。仕事に対して強い意欲を持っているからこそ早い決断ができたと感じてもらえるようにアピールすれば、若さは知識や経験にも勝る武器になってくれます。

業界を横断した転職なら新たな興味を理由にできる

転職後の仕事に対する意欲を伝えても、前職でそれができなかった理由がなければ言葉だけの印象を持たれるかもしれません。その点業界を横断した転職なら、元の職場でできなかった仕事ができる環境へ移ることになるので、意欲を言い訳として解釈される心配はありません。

挑戦してみたいことを明確に定めて、それに挑戦するためには転職するしかなかったことを動機として挙げれば、数年での転職にも納得してもらえます。前職での勤続年数が少ないことも前職の環境に染まっていないと判断されれば好材料になります。

あくまでも前職が嫌になったからではなく、就職後に本当にやりたいことが見つかったと伝えることが大切です。

ネガティブな印象を払拭する意識をもつことが大切

僅か数年の勤務で退職を選択したことが、マイナスの評価に繋がる場合があることは意識しておかなければいけません。採用してもすぐに嫌になって辞めてしまうのではないかという不安を、払拭するための動機が必要なことは心に留めておきましょう。

若さやチャレンジ精神などプラス面を強調する際にも、マイナスを払拭することが目的であることを忘れてはいけません。若さもチャレンジ精神も長く勤務しなければプラスとして機能することはないので、新卒で目標設定が明確にできずに僅か数年で転職する状況になったのは不本意だと考えていることを伝えるのも効果的です。

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