森下の万能薬剤師の転職リポート
2023年10月17日
かかりつけ薬剤師とは、使用している市販の薬や処方された薬の情報についての問題を1つの特定の薬局でひとつながりにチェックしてもらう制度です。年を重ねるにつれて自分で購入する薬も増え、病院でもらう薬も増えていきます。そうした状況でなにかよくない効果が出るかもしれない危険性をなくし、もしかしたらという不安にも対応してくれるこの制度はぜひとも利用すべきです。
薬局というものは休日であったり夜間まで開いているわけではありません。ですが薬に関する気になる点は自分の体に直結することですし、それこそ起きている間は常にといっていいほどどこか頭の隅に置いてあるほどに意識するものです。
もちろん薬単体にはしっかりと注意書きがあり、細かく情報を見ることもできますが、複数の薬を飲んでいるときはその問題点があるかどうかも考えなければいけませんし、そこまでの知識をいち患者さんに求めるのは難しいでしょう。
そこで、この制度を用いることで24時間、専門家が細かな悩みから現状どのように薬を飲んでいるかについてまで相談に乗ってくれます。
薬の処方内容について尋ねるだけではなく、この制度では専門家が医師への相談を行ってもくれます。薬を渡して、患者さんからの相談を受けて答えるという受け身な形だけではなく、専門家が能動的に気になる情報を自ら調べ、医師とも相談してしっかりとしたケアを行ってくれるのです。
。
そもそもの話、多くの人は薬への認識が甘いという状態が多いです。街を歩けば今では半スーパー化しているドラッグストアは山ほど目につきますし、市販薬を買うことへのハードルは極めて低いことでしょう。そして日常の延長だからこそ安全だろうと適当に飲み、昔買った薬を今飲んでいる薬のことを調べることなく飲むといったことが珍しくありません。
人体というものは少し間が空くだけでも変化します。だからこそ専門家に管理してもらうことが大切なのです。そうすることであまり頓着しない人も気にしすぎる人も安心して日々を過ごすことが言えるのです。
副作用があるのか、本当に効いているのか知りたい情報についてインターネットで調べること自体は誰でも可能です。しかし個人の実情に合わせた正しい情報、となるとやはり専門家に頼らざるを得ないということになります。
