森下の万能薬剤師の転職リポート

2023年08月18日

キャリアプランから職場を選ぶことが大切

ドラッグストアや調剤薬局、病院や製薬会社など、同じように薬剤師の資格を活かして働く場合でもさまざまな職場の候補があります。では数ある候補の中から、自分に合った職場を選ぶ時には、どのような点に注目したらいいのでしょうか。相性が良い環境を選ぶために、理想のキャリアプランや目指したい方向性を整理するところから始めましょう。

どのような人材を目指したいのか考えよう

大学に通って国家試験に合格して薬剤師になったとしても、人によってどのような人材になりたいのかといったキャリアプランは異なります。そのため目指したいキャリアプランに応じて職場を選ぶことが大切です。

既存の薬ではなく、新たな薬を開発に携わりたいなら製薬会社などの研究部門が適しています。日々多くの患者さんと接して、薬で人を手助けしたいなら、服薬指導がある環境を選びましょう。毎日多くの処方箋と向き合って経験を積みたいと考えているなら、来院患者数が多い病院勤務を選ぶのも1つの手です。

将来を見据えた職場の選び方も大切

1つの職場で長く働きたいという方もいれば、さまざまな職場で経験を積んで将来に備えたいと考えている方もいるでしょう。同じ職種の職場探しであっても、長く働きたい環境を選びたいのか、経験を積んだら転職することを想定しているのかといった違いによって選び方も変わってきます。

1つの職場で長く働きたいなら、給料アップのチャンスや長く働きやすい福利厚生が整っているか確認しましょう。一方、経験を積むことを優先したいなら、仕事内容を確認してどのような経験が積めるか確かめながら職場を探していく必要があります。

ワークライフバランスを考えよう

週休2日制という働き方以外にも、薬剤師にはさまざまな働き方が存在しています。プライベートや家庭と両立を目指しながら働きやすい職種なので、自分にとって理想のライフワークバランスを考えてどのような職場で働きたいか決めましょう。

例えば週休3日や時短勤務のみ、フルリモートといった働き方もあります。正社員の仕事であっても、効率よく働いてもらうために週休3日で求人を出している場合もあります。

また非正規雇用でも比較的時給が高い職業なので、時短勤務でも収入を安定させやすいという特徴があります。さらに資格の知識を活かして、生地の執筆や治験資料の作成などの業務に関わることでフルリモートの働き方を目指すことも可能です。

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