森下の万能薬剤師の転職リポート
2023年08月18日
国家資格である薬剤師の勤務先は調剤薬局やドラッグストア、製薬会社などがすぐに思いつきますが自衛隊で災害時に貢献出来る予備自衛官補としての仕事もあります。この予備自衛官補という制度は普段は他の企業で勤めていて、災害時などの必要性が高い時に職務を行うことになり医療関係の有資格者も多くいます。
災害が起きた時に救助などを行う自衛官は頼り甲斐のある存在ですが、医療関係の資格者に関しては特に緊急時には人数が足りなくなることもあり、手助けするための制度が予備自衛官補という制度です。自衛官未経験でも試験に合格すれば予備自衛官補になれるため、普段は調剤薬局などで薬剤師として働いて災害時には予備自衛官補として現場に行き、調剤を行ったり薬の処方についてアドバイスをすることが出来ます。
民間人のボランティアとして募集があることもありますが、招集によりすぐに現場に駆けつけることが出来ることが予備自衛官補の強みです。医師資格者や看護師など他の医療関係者も予備自衛官補として登録している人も多く、いざという時に所有している資格で困っている人を助けることが出来ると好評です。
見事予備自衛官補の試験に合格し、訓練や災害時の招集に応じるとなった時に持参しなくてはいけないのが防水機能付きの腕時計です。普段の調剤薬局や企業での仕事と異なり、予備自衛官補は災害現場での仕事であるため雨や風に強い腕時計が必要となります。
場合によっては薬の在庫を確認したり医薬品の補給に関する仕事もこなすため、動き回っても壊れない耐久性のある腕時計であると尚良いでしょう。万が一の電池切れを防ぐためにソーラー機能がついているとさらに安心出来ますし、電池交換無しで長期間に渡って愛用出来るため経済的です。
装飾品に関しては、ピアスやネックレスなどのオシャレ目的のものは基本的に禁止されていますが、結婚指輪だけは身につけても良いことになっています。
いわゆる兼業扱いになる予備自衛官補の仕事は、本来の勤務先となる病院や調剤薬局に許可を得ることが重要となっています。召集がかかった際には本来の職場を休んで災害現場に駆けつけることになるからですが、勤務先が少人数でなければ許可は得やすいことが多くなっています。
これは薬剤師という職業が掛け持ち勤務する人が多い職業であることも関係していますし、医療関係は災害時にボランティアなどでも協力することが多いためでもあります。
