2023年08月17日
薬剤師には、さまざまな働き方の選択肢が存在しています。自分に合った働き方を探すうえで大切なポイントの1つが、働くうえで何を大切にしたいか決めることです。大切にしたいことの優先順位を考えながら、相性のよい職場を見つけましょう。
苦労して取得した薬の専門家という立場の資格なので、最大限に資格を活かせる環境で働きたいと考えている方もいるでしょう。ですが資格を活かしてやりがいを感じながら働きたいという場合でも、どのように資格を活かしたいかという希望によって適した職場は異なります。
知識を活かして新たな薬の開発や薬を広める仕事に携わりたいといった場合であれば、製薬会社の研究職やMRの仕事が適しています。一方、患者さんと直接関わって薬という立場から元気になる手助けをすることにやりがいを感じる方は、病院勤務が向いているかもしれません。
資格を活かして働きたいという気持ちよりも、仕事だけではなくプライベートの時間もしっかりと確保したいという方もいるでしょう。そのような場合では、休みがしっかりと取得しやすい環境での勤務を検討するのも1つの手です。
例えばドラッグストアや調剤薬局は決まった曜日や時間に働きやすい職場です。またドラッグストアや調剤薬局は、営業時間内の勤務が中心なので、安行のリスク低いという点から人気を集めています。
ほかにも製薬会社での仕事は、土日が休みと毎週しっかりと休みが取得できるケースも多いです。
自分に合った職場を探そうと考えている際に、給料や勤務地、労働時間など特定のポイントにのみ注目してしまう方も多くいます。ですが1つの点にしか注目しないと、実際に働き始めてからチェックしなかった点が気になって後悔する場合もあります。
そのような後悔を防ぐために、複数の条件を比較しながら相性の良い職場を探すことを心がけましょう。例えば複数の求人票を並べて比較することで、それぞれの労働条件を客観的に判断できます。
比較する際、給料や通勤時間などの最低限の条件を定めておくことで、一定の条件以上の職場を見つけやすくなります。近くにあるドラッグストアや調剤薬局であっても、比較してみると求人票の条件にはさまざまな違いがあることがわかります。働き始めてからの後悔を減らすためにも、しっかりと比較して選びましょう。