森下の万能薬剤師の転職リポート

2023年06月28日

機械化が進む中で薬のプロは必要か

様々な場所で機械化が進んでいると感じていませんか。今後はますます機械化が進むことが考えられるわけですが、そうなると必要なくなってしまう仕事が増えると言われています。薬のプロフェッショナルの仕事は必要なくなるのかどうかを考えていきましょう。

調剤が機械化されてもチェックが必要に

調剤の仕事も薬のプロフェッショナルである薬剤師の仕事です。今後は調剤も機械化が進むでしょうけれどもチェックが必要になるでしょう。患者さんの命に関わることでもありますから、間違いがあっては大変なことになります。

だからこそ、人間の目でチェックすることが必要になるのではないでしょうか。また、機械は絶対に間違えないとは言い切れないだけではなく、故障する可能性もあります。万が一の時のことを考えても人間の力が必要だと言えます。

機械の故障も大変ですが、停電してしまったら機械を使うことができなくなります。停電になっても薬を出さないといけないこともありますので、今後も必要な仕事です。

薬を患者さんに渡すのは人間の方が安心

人によっても違いがあるとは言え、医師から処方された薬を調剤薬局で患者さんが受け取る時、薬剤師から受け取りたい人が多いと考えられます。怪我や病気をして病院やクリニックへ行き、薬を処方されています。

体調が悪い時、多くの人は精神的にあまり良い状態にはなりません。機械的に医師から処方された薬を渡されたり、家まで送ってもらうよりも、直接人の手から渡してもらいたい人は決して少なくありません。飲み慣れた薬ならば質問することもないかもしれませんが、初めて使用する薬の場合は質問したいことがあるかもしれません。

薬の種類によっては使い方が難しいこともありますので、わかりやすく説明してくれる人がいた方が良いのではないでしょうか。

ドラッグストアで相談しやすい人が必要

ドラッグストアへ行った時、市販薬の種類が多いためにどれを選んで良いのかわからなくなったことはありませんか。薬剤師に相談すると的確なアドバイスをしてくれます。症状を伝えた上でどの市販薬が良いのかを教えてもらうことができます。

しかも、薬の使い方についても説明してもらえます。市販薬の種類が多いからこそ、相談しやすい人がいることはとても重要なことです。優しく丁寧に対応してもらえるだけでも安心できるでしょう。様々な観点から見ても、今後も必要な仕事と言えます。

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