森下の万能薬剤師の転職リポート

2023年05月25日

キャリアや専門性を生かして高収入を稼ぐには

薬剤師は職場によって法律で配置が義務付けられていたり、医薬品の調剤など免許の保有者でなければ担当できない業務があったりするため、高収入を稼ぎやすい職業です。そこで、医療や介護、製薬など幅広い業界の中で自分の希望の年収を稼ぐには、実務経験を高く評価してくれるところや、高度な専門性を要するところで働くのがおすすめです。

経験者の能力が必要とされている職場を探そう

薬剤師が働く場所には総合病院や製薬会社、ドラッグストア、薬局と色々ありますが、勤務先によって求められる能力や適性、経験などは様々です。そうした状況で、医療現場や介護施設などでの経験をしっかりと生かしたい場合には、経験者の能力を必要としている職場を探すことがとても大事です。

特に、主な業務内容を若手のスタッフに対して丁寧に教えることができる人や、患者や顧客に対して分かりやすく医薬品の特徴を説明できる人は、多くの現場で重宝されています。経営が安定している職場の中には、医療や介護などの分野で一定のキャリアがある人材を対象に基本給の増額をしたり、新しく手当を支給したりしているところもあります。

そこで、年収にもこだわって職場を決めたい人は、興味のある事業所の給料のモデルケースをきちんと把握することも大切です。

医療や製薬の業界の非公開求人に応募をしよう

国内外の大手企業や医療機関などで管理職を務めた人や、優秀な成果を残した人は、大手の製薬会社や大学病院において貴重な人材として扱われることもあります。また、大学院時代に医薬品の研究に関する分野を専攻していた人を積極的に採用している職場もあり、就職をしてから自分の知識や技術をそのまま仕事上で発揮することも可能です。

医療や製薬の業界に特化した人材紹介会社や派遣会社の中には、条件を満たす登録者に限り、年収や役職、福利厚生などの条件が良い非公開求人の紹介をしているところもあります。職場によって、新卒や中途の非公開求人に応募ができる人の数は限られていることもあるため、同年代の求職者に乗り遅れないようにするには、早い段階から信頼のできる会社に求職登録を済ませておくと良いでしょう。

時には講演会や勉強会に出席して自分磨きをしよう

職場の関係者や患者、家族などから信頼されるには、勤め先でスキルアップのための研修を受けるだけでは不十分なこともあります。そのため、仕事終わりや休みの日を使って、医療機関や製薬会社など各方面の関係者が集まる講演会や勉強会に足を運んで自分磨きをすることも大事です。

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