森下の万能薬剤師の転職リポート

2023年05月23日

夜間の勤務がある職場で働く際の心構え

介護施設や病棟、ドラッグストアなど夜間の勤務がある職場で薬剤師は年々増えており、不規則な時間の勤務に対応できる人や、自己管理が徹底している人が重宝されています。そうした中、職場選びをするにあたり、夜間の勤務を難なくこなすうえで気を付けたい点を押さえておきましょう。

人手不足でなく業務量に無理が無い職場を選ぼう

薬剤師が他の職種の医療従事者と同じく夜勤を任される現場は全国に多数ありますが、自信を持って仕事を続けるには求職中に様々な現場のスタッフの働きぶりを見ておくことが肝心です。特に、それほど調剤や服薬指導の経験がない人や、変則的な勤務がある職場で働いたことが無い人は、人手不足で無い職場を就職先に選ぶのがおすすめです。

各地の医療機関や介護施設では、求職者に向けて現場内の職員数や主な職種、勤務シフトについて詳しく説明をしているところもあるため、妥協することなく働きやすそうな場所を見極めることが重要です。なお、一人のスタッフが担当する患者や利用者の数については、それぞれの医療機関や介護施設の方針によるため、職場見学などのチャンスに気になる点を調べておきましょう。

夜勤や宿直時の手当が高めの職場を候補に入れよう

給料の面で不満なく薬剤師として働きたい人は、数ある職場の中でも夜勤や宿直を担当する際の手当が高めのところを就職先の候補に入れるのがおすすめです。経験者や中堅のスタッフの獲得に力を入れている病院や老人ホームなどでは、職種にかかわらず新規の採用者を対象に各種手当の金額をアップしているところもあります。

手当が支払われる条件や毎月の夜勤や宿直の回数については、初めて病棟や老人ホームなどに就職をする人にとって分かりにくい部分もあるため、勤務を始める前に問題点を解決することが大切です。

その他、求職中に時間があれば夜勤のスタッフが多く活躍している現場のホームページやブログに目を通しておきましょう。

スタッフ間の連携がきちんと取れているか把握しよう

病院や介護施設に就職をしてから人間関係で悩まないようにするには、毎日の業務中やミーティングを通じてスタッフ間の連携がきちんと取れているか把握をすることが大事です。特に、夜勤や宿直の際の事故を防止したり、心身ともに無理なく業務を担当したりするには、新人のスタッフに対するサポートに定評がある場所を勤務先に決めるのがおすすめです。

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