森下の万能薬剤師の転職リポート
2023年04月04日
高齢化社会に伴い、薬剤師の需要が高まっています。また、AIに置き換えられない仕事でもあり、息が長く続けられる仕事ともいえます。そこで、興味を持っている人のために、仕事内容について詳しくご紹介しましょう。
薬剤師とは薬の専門家であり、医薬品の調剤や処方箋の確認、服薬指導や健康相談など、患者の医療に関する諸問題に対して専門的な知識と技術を持って対応する職業です。医師や歯科医師、看護師などの医療従事者と協力して、患者の健康維持や回復に貢献することが求められます。
また、病院、調剤薬局、ドラッグストア、製薬会社、学校など、様々な場所で働くことができます。多岐にわたる役割が求められ、高い専門性が求められる職業です。正社員や契約社員、パートなど色々な働き方ができるうえに、残業もほとんどない仕事なので、プライベートと仕事のメリハリがつけやすいのも利点です。
子育てをしながらでも、働きやすいでしょう。
主な仕事内容は、薬の調剤・製剤、患者への薬の提供と説明、医薬品の管理です。薬の調剤・製剤では、医師から処方箋を受け取り、適切な薬剤を調剤・製剤して、患者に提供します。
処方箋に記載された薬剤や用量、用法などについて、調剤の過程で確認しながら、正確に調剤することが求められます。患者への薬の提供と説明では、調剤された薬を患者に提供するとともに、正しい飲み方や注意点などについて説明し、患者が適切に薬を使用できるように指導します。
また、患者や医師、看護師などから薬に関する質問を受けた時に、薬の効能・副作用、相互作用、適正使用法、保管方法、使用上の注意などについて正確かつ適切に情報提供する必要があります。そして、医薬品の管理では調剤の過程で使用する医薬品の管理や、期限切れ薬品の廃棄処理、在庫管理などを行います。
このような仕事を行いますが、細かい仕事内容は職場によって異なります。ライフスタイルに合わせて職場を選ぶのが賢明です。
薬剤師になるには、国家資格が必要になります。大学の薬学部で6年間学んだ後に国家試験を受け、合格しなければなりません。試験の合格率は70％前後であるため、超難関というわけではありませんが、受験する年度によって難易度が変動することもあるようです。
なりたい人は、早めに目標を定め勉強を始めるのがよいでしょう。
