2023年03月26日
薬剤師になるには国家試験に合格する必要がありますが、その前に薬学部のある大学に入学したり学費の工面など壁は多いです。しかしこの資格を取得するメリットは、その後人生に大きなメリットをもたらしてくれます。
数ある国家資格の中でも、医療系は必ず指定を受けている養成機関に入る事が必須です。これを通り越してすぐ国家試験を受ける事は不可能であり、最初の壁は養成機関入学です。
この資格の場合は薬学部のある大学なのですが、医師と並んで医療系の中では難しい壁が多いのが特徴です。薬学部のある大学で6年間学ぶ必要があり、一般的な大学より2年長いのでその分学費もかかります。私立大学で1300万円程が卒業で必要なので、進路については十分に親と話し合う事が大切です。
学費の工面が大変ですが、国立大学だと6年間で300万円から400万円程になるので、多くの方が国立を目指すので倍率は大学によって15倍から20倍と高いです。高い壁を越えて6年間無事修了すれば国家試験受験資格が得られます。新卒合格率は8割程なので、しっかり対策すれば十分に合格は可能です。国家試験合格により届け出など事務手続きを済ませれば、一生使える資格を手に入れられます。
薬剤師は薬局や病院に勤めているイメージが強いですが、実際は製薬会社やドラッグストアなど一般企業にも求められている資格です。多くの方がまずは基本を身に着ける為に病院や薬局に就職し、その後転職を行う流れが業界では一般的です。
この資格の業界は転職が非常に多い事でよく知られています。調剤や服薬指導などが主となる仕事ですが、それらを一切行わず営業であったり店内スタッフや店長業務、研究職など選択肢が非常に広いです。この資格だけで様々な異業種への道が得られるので、非常に使い勝手のある資格です。
ニーズが高いので職に困る事はなく、生活に困窮する事もありません。取得により安定した生活を手に入れられる事が最大の魅力です。
この資格の仕事は時給も良いので、何も正社員だけが道ではありません。ライフスタイルに合わせてアルバイトでも、一般的な時給よりも高給である事が大半です。人間関係など困ると考えるなら派遣と言う選択肢もあり、派遣では派遣会社の就業規則で動くので派遣された先のルールに縛られず品現トラブルにも巻き込まれにくいです。
正社員でなくても十分に生きていける程の報酬が得られるのもこの資格の魅力です。だから給与面をさほど気にする事なく、ライフスタイルに合わせた働き方や就職先を選ぶ事が可能なのです。