森下の万能薬剤師の転職リポート

2023年02月28日

医薬品学習は継続するため楽しく学び続けるのがコツ

国家資格に合格して登録したらあとは勉強なしではなく、それはほんの最初のステップなので、社会へ出たらさらに勉強を続け自分をアップデートしなければならない有資格者です。大学での薬学の勉強は簡単ではなく長い時間がかかりますが、社会という現場ではさらに上を求められるものの、やりがいの大きさはあります。

通学をしないで勉強できる通信教育でもよいのか

必ず学校へ通学をしなければ、高校や大学の卒業資格を取得できない時代ではなくなりました。医療関係に携わる仕事であっても、通信教育で関連性のある仕事に就ける可能性はあります。星の数ほどの医薬品知識を頭に詰め込んで試験を受けて手に入れる薬剤師ですが、通信教育のみで国家資格を得られるわけではありません。

確かに大学での通信教育を受けるチャンスはありますが、薬学の大学へ通い勉強をして卒業をすること、国家資格を受験して初めて得られる資格です。ほかの医療関係の資格を持っているとしても、それでも薬学部で学ばなければなりませんし、卒業をしないといけません。

目覚めてから眠るまで勉強ばかりの日々になる

努力無くして国家資格を取得することはできませんし、勉強を積み重ねてこそ資格試験はパスを目指すことができます。大学も6年になれば本格的に目の前の国家試験を目指して、毎日が勉強尽くめの日々です。具体的に国家試験の半年前からの1日の勉強時間は、薬剤師国家資格を目指しているなら6時間から9時間の猛勉強の日々です。

もはや試験まであと3ヵ月やヵ月ともなれば、毎日が医薬品オンリーともいえる勉強漬けの日々となります。そうしている間にも新薬が世の中に出てきますし、医薬品や医療の世界に変化も出てきますので、インプットも常に更新が必要です。

あまりにも勉強ばかりで、もはや1日の勉強時間を覚えていないくらい、猛勉強の日々だったという先輩もいるくらい、試験前の数カ月は勉強ばかりの日々となります。

賢く楽しくお薬の成分を覚え続ける努力をする

薬局へ行けば風邪薬や胃薬にバンドエイドや目薬と、素人にもわかるようにざっくりとした分け方で医薬品は陳列されています。しかし実際に医薬品は途方もない数が存在していて、成分も効果や副作用もすべて異なり、素人に正確な判断ができることはありません。

多数であり複雑な医薬品のことを網羅しているのが薬剤師であり、あらゆる医薬品成分のことを覚えているプロフェッショナルな存在です。しかも資格取得をしたら医薬品を覚える勉強を終わってよいはずがなく、社会で資格を活かして働き始めたら、さらに勉強を続けなくてはなりません。

薬局や病院にドラッグストアなど職場は異なりますが、現場に出てこそさらに勉強をして新薬のことも、すべてのお薬のことをインプットし続ける有資格者でもあります。わかりやすく成文を表にしてコツコツとインプットするのも良いですし、ゲーム感覚で語呂合わせしながら覚えても良いでしょう。

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