2023年02月05日
病院では医師の診察や治療を受けなければ、一般の方は医療の恩恵を受けることができません。それは医療というものが一般の方には理解が難しいほど複雑なものだからです。複雑な知識や情報を、患者自身が習得する必要はなく、そのための医師という職業があるということです。薬に関しても、薬の専門家がいるからこそ一般の方は安心して薬を利用することができるということです。
医療を受けることは、この日本国民すべての人の持つ権利です。日本全国に医療機関があります。病院や診療所、保健所、薬莢、ドラッグストアなど、さまざまな医療機関がどこにでもありますから、一般の人は日本中どこに住んでいても医療を受けることができます。
その医療機関で働いている医療従事者は、大学の医学部や薬学部などで学んだ専門家です。医療に関する国家資格を有しています。薬局で働く薬剤師も国家資格を持っていますその国家資格を有している専門家でなければ、薬を調剤したり、薬を実際に販売することはできません。
また薬に関して患者に話をすることができないのは、病院にいる医師と同じです。
病院と薬局、医療機関としてどちらも重要です。医師だけでは、患者を治療するための薬を調剤することもできませんし、販売することもできません。また診察時間の限られた時間内に、患者が求める薬の知識や情報を提供することはできません。
そのために薬剤専門員が必須だということです。専門家がいてくれることで薬という医療を受けることができます一般の方、患者の方は薬や医療に関する知識を学ぶ必要はないという事です。
その土台をこの日本社会は、医療という現場に提供してくれるということは理解しておく必要があります。国民の権利を把握しましょう。
薬局やドラッグストアの窓口にいる薬剤担当者には、薬のことしか質問できないと思っている方は少なくありません。勿論薬に関する質問に答えるのが仕事の医療従事者ですから、薬に関しての質問は遠慮なくできます。ただ、医療全体に関する質問をできることを知りましょう例えば、食べ物について質問することは当然の権利です。
人間の身体は薬だけで健康が維持されるわけではありません。食べ物や、生活習慣、モノの考え方などが健康に結びつきます。その補助的なツールで、薬があるということです。優秀な薬剤担当者ほど、そのことを理解していますので、丁寧に医療に関する話を提供してくれるでしょう。