森下の万能薬剤師の転職リポート
2023年01月10日
患者が医薬品を服用した記録を管理することは、薬剤師のしなければいけない重要な役割の一つです。その他の情報も継続的に記載することにより、さまざまな目的に活用することができます。ここでは、このような記録のことについて解説します。
薬剤師が記載する患者の医薬品の服用歴は、医薬品を使用した治療に欠かせないものです。病気を治療するために医薬品の服用が必要でも、医薬品を正しい方法で服用しないと患者の健康に影響を及ぼす危険性があるので、医薬品の服用歴を管理することが必要になります。
薬剤の服用歴は医薬品の専門家であるこの資格を持っている人がすることが最適な方法で、専門的な知見から最適な方法で医薬品の服用歴を記載できることがメリットです。
医薬品の服用歴と共に薬剤師が記載しなければいけないのは、医薬品の使用に関するその他の記録です。この仕事をしている人は調剤以外のことで医薬品に関係する仕事をすることもあるため、こうした記録を残しておくことが求められています。
医薬品に関するさまざまなことを記録として残すことにより、患者の服薬をより適正に管理することができます。医薬品に関する記録としてこの仕事をしている人がしなければいけないことの一つは、医師におこなった医薬品の処方の提案です。
医師の書いた処方箋の内容によっては、医師へ処方の提案がおこなわれることもあるので、このような記録を残しておくことが必要になります。
医薬品に関する情報を提供した時にも、記録を残しておくことが必要になります。患者に調剤した医薬品に関する情報を医師に提供した時などに、こうした記録をおこなうことが必要です。
医師以外の人間に医薬品に関する情報を提供しなければいけない場合もあり、こうした時にもそれぞれ記録を残しておきます。医薬品に関する情報を提供した時の記録を残す場合には、必要な情報を全て記載する必要があります。
情報を提供した相手も明確に記載する必要があり、医師に情報を提供した場合には、どこの病院に勤務している医師に提供をしたのかも記載が必要です。介護施設で働いているスタッフに医薬品に関する情報を提供することもありますが、こうした場合にもその職員の名前だけでなく、働いている介護施設の名称を記載することが必要になります。
