森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年10月29日

大学で6年間学ばないと薬のプロにはなれない

多くの人の命を助けるためにも、薬を開発してみたいと言う子供はたくさんいるのかもしれません。病院やクリニックなどで処方された薬を優しく丁寧に教えてくれたから、私もあんな風になりたいと言う子供もいるでしょう。魅力的な仕事ではありますが、とても険しい道のりと言っても良いのかもしれません。

薬学部で6年間勉強しなくてはならない

薬のプロである薬剤師になるためには、薬学部で6年間勉強しなくてはなりません。以前は4年制だったので、4年制の薬学部に入学したのであれば、大学を卒業した後に2年間大学院で勉強しなくてはなりません。

不足科目の履修および実技経験が1〜2年必要ですから、とても長い道のりと言えます。これから大学へ進学する人も4年制大学に進んでしまうと、卒業した後に大学院へ進んだり実技経験が必要になります。もちろん、このようなやり方でも構いませんが、よく考えた上で大学を選んでください。

薬学部に入学するだけでも大変ですから、自分が行きたい大学の過去問題などをたくさん解くなどして頑張りましょう。

大学卒業後は国家試験を受けなくてはならない

頑張って薬学部に入学して、めでたく卒業して終わりと言うわけではありません。ドラッグストアなどで働くには、国家試験を受けて合格しなくてはなりません。早く働きたいと言うことであれば、6年制の薬学部を選んだ方が良いです。

4年制大学の場合はその後もまだまだ学ばないといけないのですが、6年制であれば卒業したら国家試験を受けられます。めでたく合格したら、厚生労働省の薬剤師名簿に登録して、免許が与えられます。そうすると、ようやくドラッグストアや調剤薬局、病院やクリニックや製薬会社などで働くことができます。

多くの人を薬で助けることができるようになります。ただし、国家試験は年に1回しかありません。また、就職活動は6年制に時に行いますので、国家試験に合格しないと内定を取り消される可能性があります。国家試験は2〜3月に行われますので、しっかりと勉強して一発合格しましょう。

職場によってもかなり違いがある

国家試験に合格して、免許を取ることができたら、どんな仕事をしたいでしょうか。働く場所によっても仕事内容が全然違います。新薬開発などができる製薬会社だけではなく、調剤薬局では医療機関で処方された薬の説明をしたり、薬に関する悩みに応えたりします。

どの職場であってもやりがいがあることには変わりありません。

アーカイブ